1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. パソコン

Windows 11 2024でCopilot+ PCがさらに進化!「Click to Do」などAI機能続々登場

マイナビニュース / 2024年10月2日 11時53分

画像提供:マイナビニュース

米Microsoftは10月1日(現地時間)に、Windows 11の大型アップデート「Windows 11 2024 Update」(Windows 11 24H2)の提供を開始した。同バージョンで同社は、Copilot+ PC向けのさまざまな新しいAI体験の提供を計画しており、「リコール」(プレビュー)、「Click to Do」([実行]をクリック:プレビュー)、「AIモデルを活用したWindows検索」、「フォトの超解像度」、「ペイントの生成塗りつぶしと消去」などが間もなくWindows Insiderで利用できるようになる。

「リコール」(プレビュー)は、PCのアクティブなスクリーンのスナップショットを定期的に記録し、デバイス内のAI機能を用いて分析する。ユーザーは、作成されたビジュアルタイムラインを遡ったり、自然な言葉で質問することで、アプリや文書、Webサイトを横断して過去に扱ったコンテンツをより容易に見つけることができる。

この機能は5月にCopilot+ PCとともに発表され、プレビューエクスペリエンスとしてCopilot+ PCとともに提供される予定であった。しかし、安全性に対する懸念が広がり、それを受けてMicrosoftは展開を延期し、セキュリティとプライバシー保護の強化に取り組んできた。デフォルトでは無効化されており、ユーザーはオプトインで機能を有効にする必要がある。クレジットカード番号や個人IDなどのセンシティブ情報は、機密情報として保護されるフィルターを通じて管理される。

リコールはWindows Insiderで、10月にSnapdragonを搭載したCopilot+ PCで利用できるようになり、11月にIntelおよびAMDのプロセッサを搭載したCopilot+ PCにも拡大される予定である。

「Click to Do」([実行]をクリック:プレビュー)は、PCの画面に表示されているコンテンツ(画像、動画、テキスト、ドキュメントなど)を認識し、それに関連するクイックアクションを実行できるようにする機能である。たとえば、画像を開いている状態でWindowsキーを押しながらマウスをクリックすると、インタラクティブなオーバーレイが表示され、「Bing」のビジュアル検索、「フォト」の背景ぼかし、「ペイント」の背景除去といったアクションを選択してすばやく実行できる。テキストの場合だと、書き直し、要約、テキストエディタで開く、認識されたメールアドレスへのメール送信、認識されたWebサイトを開く、Web検索などを行える。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください