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FIREを達成するための不動産投資 第1回 FIREの基本的な考え方

マイナビニュース / 2024年10月12日 10時0分

画像提供:マイナビニュース

新しい人生設計の方法のひとつとして、ミレニアル世代を中心に注目を集めている「FIRE(Financial Independence, Retire Early)」。経済的自立をして早期退職を目指すFIREですが、言葉は知っていても具体的にどのように行動をすれば良いのか分からないという方は多いのではないでしょうか。

本連載では全8回にわたり、FIREの考え方、FIREを達成するための不動産投資について解説していきます。

第1回は、FIREとはどのような考え方でどう達成を目指すのか、FIREについて基本的な解説をします。

○FIREとは

FIREとは「Financial Independence(経済的自立), Retire Early(早期退職)」の略で、「生活するために働く」という縛りから解放された状況を指します。

つまり、早期に退職して投資の運用利益で生活を送ることをFIREといいます。
○アーリーリタイア(早期退職)との違い

FIREと混同されがちなアーリーリタイアですが、若いうちにリタイアすることは共通していても明確な違いがあります。

アーリーリタイア

貯蓄や退職金、遺産相続などで老後の生活資金を確保し、退職後はこの資金を切り崩しながら生活します。

FIRE

投資で資産を運用することで経済的自立を確保します。本業での収入に加えて、投資などによって資産形成し、退職後は不労所得で生活します。

退職後の生活資金の確保の仕方に違いがあり、FIREは資産運用によって生じる利益で生活費を賄うので、アーリーリタイアより少ない貯蓄でも目指すことが可能です。
○サイドFIRE(ハーフFIRE)

本連載ではフルFIREを前提としてその手法を解説しますが、完全に退職(リタイア)をして資産運用のみで生活するのは難しいという場合、サイドFIREというライフスタイルを選択することもできます。

資産運用をしつつ、副業などの勤労収入と合わせて生活を送るものでFIREよりも少ない資金で実現が可能です。
○年間支出25倍の準備資金が必要

FIREのために必要な資産は年間支出の25倍と言われています。

総務省による家計調査では、2023年の全世帯の消費支出額は1カ月あたり24万7,233円でした。年間にすると約300万円になります。

単身世帯の場合、消費支出額は1カ月あたり18万2,114円、年間約220万円です。

つまりFIRE準備資金にはおおまかな目安として5,500万円~7,500万円を要します。

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