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20代の指名買いも増加、コロナ後のミラーレスカメラの売れ筋 - 古田雄介の家電トレンド通信

マイナビニュース / 2024年10月4日 17時0分

2位も、ソニーEマウントの機種になります。APS-CサイズのCMOSセンサーを搭載した「VLOGCAM ZV-E10 II」で、ダブルズームレンズキットの価格は185,900円でした。

「コロナ禍では動画撮影の需要が顕著に伸びまして、そこで定番の人気を誇ったのが前作『ZV-E10』でした。そのコンセプトを引き継いでいる、動画に強くて割安なミラーレスです。前作も隣にありますが、大容量化したバッテリーやタッチパネル操作の使いやすさから、現在はコチラを選ばれる方が優勢になっていますね」

第3位:紙焼き写真風の味が楽しめる「X-T50」

続く3位に挙げられたのは、富士フイルムのXマウントに対応する「X-T50」です。フィルムカメラ時代を意識した外観に仕上げたAPS-Cモデルで、XC15-45mmレンズキットの価格は253,330円でした。入門機としては高級路線ながら、20代からの指名買いが多いという特徴があります。

「フィルム時代から培ってきた紙焼きの仕上がりを再現したモードが往年のカメラ好きに高く評価されているのですが、そこには少し前に再流行した『写ルンです』を経験した人も含まれるのです。当時10代だった人が大学生や社会人になって購入するというパターンがよくありまして。デザインも含めて若い人にも好まれていますね」

第4位:免税人気も好調な入門モデル「EOS R50」

4位は、キヤノンRFマウントを採用した「EOS R50」です。APS-CサイズのCMOSセンサーを搭載したモデルで、ダブルズームキットの価格は156,200円でした。

ボディのみの重量が約328g(ホワイトモデルは約329g)と軽くてコンパクトで、エントリーモデルとして安定した人気があるとのこと。「フルタッチパネルで、各機能の説明メニューも盛り込んでいるので、ビギナーの方が手を出しやすいカメラといえます。中国を中心とした外国人の方にも人気があり、免税でよく売れる機種でもあります」

第5位:ボディ単体で9万円切りの「LUMIX DC-G100D」

5位も、入門機としてよく選ばれるというパナソニックの「LUMIX DC-G100D」が選ばれました。4/3型Live MOSセンサー採用のマイクロフォーサーズモデルで、ダブルズームレンズキットの価格は106,920円となります。

「しっかりレンズ交換が楽しめて品質も高いうえで、お求めやすい価格が人気につながっていると思います。ボディのみでは9万円以下(取材当時89,100円)で、レンズ2本付きのダブルズームレンズキットでも11万円いかないのは大きいですね」

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