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【六本木】「さくらももこ展」東京会場の見どころをご紹介! 圧巻の「巨大エッセイ原稿」など

マイナビニュース / 2024年10月5日 10時0分

画像提供:マイナビニュース

漫画家、エッセイスト、作詞家、脚本家といくつもの顔で、独特の世界観を築き上げたアーティスト・さくらももこ。今も色褪せないさくらワールドを詰め込んだ展覧会「さくらももこ展」が、東京にやってくる。

2022年11月高松市美術館を皮切りに、全国巡回を行っている本展は、代表作『ちびまる子ちゃん』を含む約300点のカラー原画や直筆原稿など貴重な資料を多数展示。東京会場は、10月5日より六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーにて開催する。

会場は7つのエリアで構成されており、漫画家デビュー前の少女時代の作品から、代表作『ちびまる子ちゃん』、エッセイやコジコジなど多岐にわたる活動、プライベートやアトリエまで、さくらももこの歩みを辿る展示となっている。

○漫画家・さくらももこ

小さい頃から漫画家になることを夢見ていたさくらももこ。1984年「教えてやるんだありがたく思え! 」の『りぼん』掲載でデビューした2年後、代表作『ちびまる子ちゃん』の連載が始まる。序章~第1章では、こうしたデビュー前から初期の貴重な資料も多く展示。第1章だけで展示されている原画は100点以上にのぼるのだとか。

毎回凝ったデザインと鮮やかな色彩で描かれた扉絵は、額に入って白い壁に掛けられているともはや一枚のアート作品のようで、さくらももこの扉絵へのこだわりを感じられる。小学生の日常を描いた『ちびまる子ちゃん』のほのぼのとしたストーリーと、この扉絵のミステリアスな雰囲気のコントラストも、さくらももこ作品の魅力のひとつではないだろうか。

○エッセイスト・さくらももこ

エッセイの初出版は漫画デビューより後だったが、文章を書くことは昔から得意だったというさくらももこ。高校生の時に描き始めた漫画も、「エッセイを漫画で描いてみたらどうか」という思いつきからだったのだそう(『ひとりずもう』より)。

第2章「ももこのエッセイ」では、デビューエッセイにしてベストセラーとなった『もものかんづめ』の巨大原稿を壁一面に展示。さくらももこのあの独特で可愛い文字を全身で浴びるかのような演出は圧巻だ。

エッセイだけでなく、さくらももこが高校生の頃から書きとめていたものをまとめた詩集『まるむし帳』や、作詞を手掛けた楽曲なども多数展示されており、さくらももこの才能の豊かさがよく分かるエリアとなっている。

このラジオからは、1年間パーソナリティを務めた「さくらももこのオールナイトニッポン」の音源が流れており、改めて“まる子”とTARAKOさんの声はよく似ていたんだなぁと実感する。

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