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山田杏奈、『ゴールデンカムイ』出演で「長い時間をかけてひとつの作品や役柄と関われることは純粋にうれしい」

マイナビニュース / 2024年10月6日 6時0分

そうですね。どの作品でも気になりますが、漫画であれ小説であれ、原作がある作品を実写化する場合は、原作のファンの方々がどう感じていらっしゃるのか、より一層気になります。

――特に『ゴールデンカムイ』は、登場するキャラクターの濃さや人数の多さも相まって、ファンの方々の好みも様々。ドラマ版に向けては期待値のハードルがさらに上がっていると思いますが、衣裳やメイク、小道具にも相当力が入っていて。どのキャラクターも原作から飛び出してきたかのようです。スタッフもキャストも気合いの入り方が特殊な感じがします。

確かにアシリパを演じる上でも、アクションシーンや変顔など、特徴的な要素が原作内にてんこ盛りなので、内心「どうしよう……?」と思いながらなんとかやり切ったところもあります。撮影前には、山に入って鹿を仕留めて解体する動画を観て、肉のさばき方を学んだり……。

――動画でイメトレされたんですね(笑)。山田さんは、サバイバル能力が高い方ですか?

自分でできるかどうかはさておき、知識だけは増えた気がします(笑)。「アシリパ役を通じて、アイヌ文化に詳しくなりました!」なんて言えるレベルでは到底ないのですが、自分なりに学んで本質的な部分まで考えた上で、これからさらに勉強していきたいなという気持ちはありますね。

――アシリパ役を演じる上で、「私、頑張った!」と自分を褒めたいシーンはありますか?

アシリパが鹿の毛皮を頭の上に載せて運ぶ場面があるのですが、あれがかなり重くて。首が後ろ側に持っていかれそうになるのを必死に耐えながら撮影してました。きっとアシリパさんは首の筋肉がすごく発達しているんだろうなと思いましたね(笑)。

――『ゴールデンカムイ』と言えば下ネタも満載ですが、撮影中は誰もが臆することなく、口にされるものなのですか? それとも現場でも笑いが起きていたりするのでしょうか?

あまりに口にし過ぎて、もはや感覚が麻痺しているというか。いちいち反応しないです(笑)。

――なるほど(笑)。食べるシーンも『ゴールデンカムイ』の見どころの一つですよね?

そうなんです!第2話に登場するニシン漬け(ニシンに米麹を利用してキャベツや大根などとともに漬け込む保存食)が、この作品の撮影中に食べた料理の中で私は一番好きでした。

――実写で再現することで、アイヌ文化に対する興味や関心がさらに掻き立てられる側面もあるのではないかと。では、山田さんが思うドラマ版『ゴールデンカムイ』の見どころは?

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