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3段階で伸縮して容量が8割増に、異色の変形スーツケース「VELO Hyper Edition」を試す

マイナビニュース / 2024年10月6日 15時30分

画像提供:マイナビニュース

まるでカメラのズームレンズのように伸縮してサイズが変えられる異色のスーツケースが登場しました。ボタン操作でサイズが3段階に切り替わり、機内持ち込みのサイズからその2倍近い大容量にまで変身。お土産の購入や買い物などで意図せず荷物が増えた場合でも、サッと広げて収納できます。自宅の押し入れにしまう時も、最小サイズにすれば最小限のスペースで済むのも好印象でした。

○機内持ち込みサイズから大容量サイズにワンタッチで変身

クラウドファンディングサイトのCAMPFIREでプロジェクトが始まったのが、“変幻自在”とうたう伸縮型スーツケース「VELO Hyper Edition」。一見すると、よくあるポリカーボネート製スーツケースですが、内部に2本のスチール製の伸縮バーが内蔵され、高さを変えることで40/56/72リットルの3段階にサイズ変更できる仕組みを備えています。マチを設けて厚みが変えられるスーツケースは一般的ですが、それと比べて容量の変化が大きいのが特徴。最小の状態ならば3辺の合計が113.5㎝に収まり、多くのエアラインで機内持ち込みに対応します。

スーツケースの大きさを変えるには、ボタンを押すとポップアップするハンドルの奥にあるボタンを押しながらハンドルを上下に引っ張るだけ。規定のサイズまで伸ばすとカチッと固定されます。最小の状態では40リットルですが、真ん中の状態にすると56リットル(最小の4割増し)になり、容量にかなり余裕が生まれます。最大にすれば72リットル(最小の8割増し)になり、見るからに容量アップ。長い荷物も余裕で収められます。

可動式ということで、スーツケース全体の剛性や可動部の耐久性が気になるところ。さすがに一般的なスーツケースと比べれば弱いのは間違いありませんが、可動機構はしっかりした2本のスチール製伸縮ポールで作られており、ファスナーをしっかり閉じれば最大の状態にしてもグラつく印象はありませんでした。荷物を詰めてアスファルト舗装の道をガラガラと引っ張ってみましたが、不安定になったりグラグラすることもなく移動できました。

伸縮機構は上部が大きく、下半分にフタをするような構造になっているので、雨に降られても内部に水が入りにくい構造になっています。伸縮式のハンドルは格納すれば完全にフラットになるのは好印象ですが、左右いっぱいの幅があるのでちょっと使いづらさを感じるかもしれません。

本体サイズが可変できるメリットは、出張や旅行などで荷物が増える時だけではありません。自宅で使わないときは、最小の状態にすれば最小限のスペースで保管できるのはやはり便利です。

一般販売予定価格は53,800円ですが、CAMPFIREでは早期割引価格で購入でき、現在は37,980円で入手できます。家族旅行や単身での出張に備えたいがサイズの異なるスーツケースをいくつも用意できない人、出張や旅行で土産を買うのが楽しみな人に響くユニークなプロダクトだと感じます。
(磯修)

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