1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

Google、Kasperskyのウイルス対策製品をGoogle Playから削除

マイナビニュース / 2024年10月7日 15時5分

画像提供:マイナビニュース

Bleeping Computerは10月4日(米国時間)、「Google removes Kaspersky's antivirus software from Play Store」において、Google PlayからKasperskyのアンチウイルスソフトウェアが削除されたと伝えた。

Kasperskyも公式フォーラムにおいて削除されたことを認め、Google Playからアプリをダウンロードおよびアップデートできるように解決策を検討中と明らかにしている(参考:「Is Kaspersky blocked / removed from Google Play? - Kaspersky: Basic, Standard, Plus, Premium - Kaspersky Support Forum」)。

○削除された原因

GoogleはBleeping Computerに対して声明を発表し、原因が米国産業安全保障局(BIS: Bureau of Industry and Security)の規制にあることを認めた。Bleeping Computerによると、Googleは次のように述べたという。

米国産業安全保障局は最近、Kasperskyに対するさまざまな規制を発表した。その結果、Google PlayからKasperskyのアプリを削除することになった。

米国産業安全保障局によるKasperskyへの規制とは、Kasperskyおよびその関連企業が、ウイルス対策などのセキュリティ製品やサービスを米国民に提供することを禁止する処置のこと(参考:「米当局、Kaspersky製品の提供禁止を発表 - アップデートも禁止 | TECH+(テックプラス)」)。ロシア連邦は米国の敵国であり、Kasperskyはロシア政府の管轄、管理、指示に従うことから米国の安全保障上のリスクだとしている。
○回避策

Kasperskyは回避策として、Galaxy Store、Huawei AppGallery、Xiaomi GetAppsなどのアプリストアからダウンロードおよびアップデートする方法を勧めている。また、製品ごとのアプリストアの一覧を「How to download Kaspersky applications on Android and iOS」にて公開している。
(後藤大地)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください