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Windows 11 version 24H2に複数の不具合、提供を一時停止

マイナビニュース / 2024年10月7日 9時22分

画像提供:マイナビニュース

Microsoftは10月1日(米国時間)、「Windows 11, version 24H2 known issues and notifications|Microsoft Learn」において、同日リリースしたWindows 11 version 24H2(別名: Windows 11 2024 Update)に複数の不具合が存在すると発表した。これまでに確認された6件の不具合の概要と解決策が公開されている。

○既知の不具合

Windows 11 version 24H2に存在する不具合の概要は次のとおり。

Safe Exam Browserバージョン3.7およびこれ以前のバージョンを実行できない可能性がある
Easy Anti-Cheatを使用しているデバイスにおいて、応答停止後にブルースクリーン(BSoD: Blue Screen of Death)が表示される。このツールはオンラインゲームにおける不正防止対策として、一部のゲームが自動的にインストールする。影響はIntel Alder Lake+プロセッサおよびIntel vProプラットフォームを搭載したデバイスに限られる
一部のデバイスで指紋センサーが応答しなくなる。影響を受ける環境では他の方法でログインする必要がある
一部の壁紙カスタマイズアプリが正常に動作しなくなる。具体的には壁紙が正しく表示されない、アイコンが消える、デスクトッププレビュー機能の喪失、仮想デスクトップに不具合、エラーメッセージが表示されるなどの症状が発生する可能性がある
Intel Smart Sound Technologyドライバーを使用しているデバイスにてブルースクリーンが表示される。第11世代Intel Coreプロセッサを搭載し、「IntcAudioBus.sys」ファイルのバージョンが10.29.0.5152または10.30.0.5152の場合に影響を受ける可能性がある
ゲーム「Asphalt 8: Airborne」の実行中または終了時に例外が発生して応答しなくなる可能性がある

Microsoftはこれら不具合の影響を受けるデバイスを保護するため、互換性の保留を適用したと明らかにした。具体的には当該デバイスに対するWindows Updateリリースチャネル経由でのWindows 11 version 24H2の提供を一時停止する。
○回避策

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