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Windows 11 (Insiderビルド版)、Copilotキーの設定機能登場

マイナビニュース / 2024年10月8日 9時26分

画像提供:マイナビニュース

Microsoftは10月4日(米国時間)、「Announcing Windows 11 Insider Preview Build 26120.1930 (Dev Channel)|Windows Insider Blog」において、Windows 11 Insider Preview Build 26120.1930(KB5044388)をWindows InsiderプログラムのDevチャネル向けにリリースした。KB5044388には、Copilotキーの再マップ機能、新しい簡体字中国語フォント、Windows Sandbox の改善などが含まれている。

○主な改善点

今回のビルドではUnicode拡張G、H、Iをサポートする新たな簡体字中国語フォント「Simsun-ExtG」が導入されている。特に要望の多かった中国語で最も複雑とされる「Biangbiang麺」(U+30EDD)の文字が含まれている。

また、改善されたWindows SandboxがDevチャネルのすべてのInsiderユーザーに展開されている。このプレビューではクリップボードのリダイレクト、オーディオ/ビデオ入力コントロール、ホストとのフォルダー共有機能を管理できる新しいドロップダウンメニューが追加されている。

その他の改善として、Copilotキーを設定する機能が追加されており、CopilotキーでMSIXパッケージで署名されたアプリを起動できるようになっている。この機能は「設定」>「個人用設定」>「テキスト入力」で設定できる。
○既知の問題と新たなウィジェット

既知の問題として、このビルドはエラー0x800f0983となりインストールに失敗する可能性がある。このエラーが表示された場合は、再試行するとインストールが完了するとのこと。また、スタートメニューのすべてのアプリリストの文字をクリックまたはタップすると、アプリリストが壊れる場合がある。この問題が発生した場合は、Windowsまたはexplorer.exeを再起動することが推奨されている。

Insiderチャネル向けに、新しい時計ウィジェットとして時計アプリにカウントダウンとタイマーが追加されている。Microsoft Storeから時計アプリを最新バージョン(11.2408.9.0以降)にアップデートすることで利用できる。

一部の変更は、Windows Updateで「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」の設定をオンにしておくことで段階的に配信される。配信にはタイムラグがあるため、ユーザーによって現時点ではまだ利用できない機能もある。Build 26120.1930はWindows InsiderプログラムのDevチャネルに登録しているユーザーが利用できる。
(杉山貴章)

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