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10年前のPCから技術はどう進歩した? 実家のIvy Bridge搭載PCをIntel N100搭載ミニPCに買い替えた

マイナビニュース / 2024年10月10日 10時11分

画像提供:マイナビニュース

ここ1年ほどで、実家に住む父から「自宅のデスクトップPCの調子が悪い」と相談を受けることが増えました。

はじめの方は「余計なアプリを閉じよう」とアドバイスをしていましたが、どうにも調子が戻らないということでPC本体を確認してみると、2012年に発売されたIntelの第3世代Core CPU「Ivy Bridge」を搭載したなかなか古いPCだったことが判明しました。

Ivy Bridgeは、当時としては高性能・省電力、かつ当時のドル円レートの影響で安価に購入できたという過去を持つCPU。このため、一般的なパソコンの買い替えサイクルである5年を超えても使い続けるユーザーが多い……とされています。前年に発売された「Sandy Bridge」と並んでかなり物持ちがよく、「別に困ってないし」と今でも使い続ける愛好家も多いとか。

しかしながら、10年以上前に発売されたCPUを今後も使い続けるのは、OSのサポートや脆弱性への対応といった観点からも問題が多く、そろそろ新しいプロセッサを搭載するPCに買い替えてもいいかなと感じます。

筆者なりに父の使用シーンを考えた結果、省電力性が話題となっているCPU『Intel Processor N100(以下Intel N100』を使用したデスクトップPCへ買い替えてもらうことにしました。そこで今回は導入したIntel N100搭載のPC『UN100L』を紹介しつつ、

旧世代CPUをアップグレードすべき理由
Intel N100の概要と性能
新旧PCのパフォーマンス比較

などをまとめ、Windows 11へアップデートできない旧世代CPUからの乗り換え先として、Intel N100 CPUの魅力について迫っていこうと思います。
○Windows 10のサポートがもうすぐ終わってしまう。最新OS対応がマスト

まずは旧世代CPUを搭載したPCをなぜ新世代にアップデートすべきなのかを、現在主流となっているWindows 11のシステム要件から確認していきましょう。Microsoftの公式ホームページ(外部サイト)では、Windows 11をインストールするマシンの最小システム要件が公開されています。

この資料を参考に、「Windows 11」が公式にサポートされているIntel製のCPUを確認してみると、デスクトップPC向けの場合は「第8世代Core」(Coffee Lake)、ノートPC向けCPUであれば「第8世代Core」(Kaby Lake Refresh)以降がサポートされていることが分かります。

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