1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

ColtテクノロジーサービスAPAC社長水谷氏が語る、攻めの投資で拡大を続けるグローバル戦略とは

マイナビニュース / 2024年10月25日 10時0分

画像提供:マイナビニュース

自社光ファイバーネットワーク網を活用した法人向けネットワークや音声サービスをグローバルで提供する英Coltテクノロジーサービスは、昨年11月に米Lumen TechnologiesのEMEA(欧州・中東・アフリカ)ビジネスを買収。また今年の6月には、フィリピン、台湾、ベトナム、タイ、マレーシア、インドネシアの6カ国での事業を拡大することを発表するなどし、グローバルビジネスを拡大している。

そこで、今年の1月に同社のアジア太平洋地域社長(President, APAC)に就任した水谷安孝氏に、日本を含むグローバル戦略について聞いた。

9月20日付で経済同友会の会員になられましたが、経済同友会ではどういった活動をしていく予定でしょうか?

水谷氏:経済同友会の会員の方と話をさせていただいたときに、日本人で欧米の企業に勤め、本社の役員をしている人は珍しいというコメントをいただきました。

そうした観点から、どんなことが海外で起きていて、日本はどういう点を海外から学ぶべきなのか、逆にどういった点で日本に強みがあるのかという点を海外に発信していく点においても、貢献できることがあるのではないかということで、私がメンバーとして登録しています。これまでの経験をもとに、、同友会の政策提案に積極的に参加していきたいと考えています。

日本での取り組みを海外で話をする点では、昨年からケンブリッジ大学のジャッジビジネススクールで、エグゼクティブMBAコースのゲスト講師をしています。このビジネスクールは、世界中からリーダーの方が集まっていますので、日本人としてこんな活動している人がいるということをお話させていただき、活動の幅を少しずつ広げていきたいと思っています。
アジア太平洋地域社長としてのミッションは何でしょうか?

水谷氏:Coltのグローバルでのポジションを確立することが、私のミッションだと思っています。それを実現するには、アジアのサービスを世界のトップクラスに持っていく必要があります。そこには、アジア地域での投資を牽引し、会社の認知度を上げていくことも含まれます。

グローバルでビジネスを展開している日本企業は多数ありますが、そうした企業に、それぞれの国で寄り添ったサービスを提供できる会社は、世界を見渡してもほとんどありません。

日本の企業が海外に進出した際に困ることは、ネットワークの品質が異なったり、日本の常識が通用しなかったりするところだと思います。例えば、サービスの納期やネットワークの品質で問題が生じても、現地の事業者と意思疎通ができないといった問題は頻発しています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください