1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

日産が栃木工場のゲストホールを刷新! 電気自動車の生産現場でSUMOが活躍中?

マイナビニュース / 2024年10月10日 8時0分

画像提供:マイナビニュース

日産自動車の栃木工場(栃木県河内郡)といえば、「GT-R」や「フェアレディZ」、電気自動車(EV)「アリア」など数々の車種を製造する同社の重要な施設だ。その栃木工場で工場見学者を迎える「ゲストホール」をリニューアルしたということなので、見に行ってきた。

栃木工場ってどんな場所?

数千点の部品を組み上げて新車を製造する自動車メーカーの工場見学は、子供から大人まで高い人気を誇る。日産の栃木工場では1974年から工場見学ツアーを実施しており、これまでに小学生を中心に243万人を超える見学者が訪れている。ゲストホールは2005年から見学ツアー参加者を迎えてきた施設だ。

栃木工場の所在地は、県庁所在地である宇都宮市に隣接する栃木県河内郡上三川町。日産の工場としては国内最大規模を誇る。生産している車種は日産が世界に誇る「GT-R」や「フェアレディZ」などの上級スポーツカー、海外向けのインフィニティを含む「スカイラインセダン」、SUVタイプの最新EV「アリア」など。生産工程は車体関連に限らず、鋳造やプレスによる部品製造や主要パーツの組み立てなど多岐にわたる。さらに施設内には、新車開発拠点の研究所やテストコースまである。日産車にとって重要な拠点のひとつだ。

見学ツアーは、2021年に導入した「ニッサンインテリジェントファクトリー」のアリア製造ラインで行っており、車両の組み立てラインや完成検査ラインなどを見ることができる。その玄関口となるのがゲストホールだ。

新たなゲストホールは中央ホールをブラック基調とし、ブルーの照明をアクセントに使っている。未来的で、よりミュージアム的な空間となった。中央には同工場で製造するアリアとGT-Rが鎮座している。展示車は自由に触れることができて、運転席に座ることも可能。フォトスポットとしても活用できそうだ。

生産現場に最新技術を導入

今回、約20年振りにゲストホールのリニューアルを実施した背景には、生産技術の大きな進歩がある。

「ニッサンインテリジェントファクトリー」では環境対応に加え、作業員の負荷低減や将来的な人手不足改善を図るべく、新たな生産ロボット技術を導入している。ゲストホールには今回、最新鋭の自動車製造ラインの特徴を「プレス」「車体溶接」「塗装」「組立」「検査」の5工程に分けた展示を新たに設置した。映像や実際の部品を用いた展示で、クルマをどのように作っているのかが分かりやすい。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください