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Johnson & Johnson、革新的な医療をもたらす新薬の開発に注力へ

マイナビニュース / 2024年10月8日 9時4分

画像提供:マイナビニュース

Johnson & Johnson(以下J&J)は10月4日、医療用医薬品のグローバル開発戦略と日本におけるヘルスケア市場への貢献について説明した。新たなスローガン「私たちは、医療の未来を切り拓き、革新的な医薬品をお届けします」のもと、世界が直面する喫緊の健康課題に取り組んでいる同社。医薬品事業を担うJ&J日本法人(ヤンセンファーマ)においても、世界規模の開発力を活かし、アンメット・メディカル・ニーズに対処する医薬品を患者に届ける様々な取り組みを強化していく、としている。

○■医療の未来を切り開く

冒頭、J&J Innovative MedicineのJohn C. Reed氏はグループの企業規模について紹介する。それによれば、同社はグローバルにおいて1万3,000人以上の科学者と研究者を抱えており、社員は13万人以上が在籍。2022年には同社の医薬品で4億6,000万人以上の患者に治療を行ったという。「2023年には研究開発のために151億ドルを投資しました。私たちはInnovative Medicineであり、これは医療の未来を切り開いていく企業ということです」とJohn氏。

具体的には、がん、免疫疾患、精神・神経疾患、その他の分野で深い専門性を有しており「患者さんたちのアンメットニーズ(Unmet Needs:まだ満たされていないニーズ)に応えていきます」と説明する。

ヤンセンファーマ 代表取締役社長の關口修平氏は、日本における事業体制とビジネスの展望について説明。「革新的な医薬品の数々を国内に導入したことにより、2000年初頭には業界25位だった当社は2021年には業界4位まで急成長しました。精神・神経疾患から始まったポートフォリオも、現在では、がん、免疫疾患、精神・神経疾患などの領域で90以上の製品などを提供できています」とする。

ここ15年ほどの間に国内に”初導入”した新薬の製品名を挙げながら「これまで多くの標準治療を世に送り出し、日本の医療を切り開いてきました」と關口社長。今後も日本の患者のため、医療の未来のためにイノベーションを加速させていくと説明する。

「医薬品市場も変化を続けています。安全とニーズが多様化し、また私たちが追うべき疾患領域、新薬が求められている疾患領域も変わりました。こうした背景を踏まえ、私たち日本法人はイノベーションの社会実装化をさらに推し進めていく方向に舵を切りました。J&Jの開発の強みを活かし、新たな疾患領域にも積極的に参入していきます」(關口社長)

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