パナHD系、事業社向けにカーナビアプリを提供‐住所のない地点でも案内可能

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パナソニックホールディングス(HD)傘下の車載機器事業会社、パナソニックオートモーティブシステムズは10月8日、法人向けタブレット/スマートフォン用カーナビアプリ「Gorillada PRO(ゴリラーダプロ)」の提供を開始すると発表した。

同アプリは点検や工事、巡回、営業などの事業者向け。住所がない地点情報の登録ができ、屋外の設備や広告物など、住所だけでは特定しきれない地点への案内が可能。さらに作業管理者が各ドライバーへ地点情報を共有することで、ドライバーが現場に行くまでの負担軽減や業務効率化につながる。

また圏外でも利用可能だ。地図データのダウンロードによりオフラインでも使用でき、山奥など電波の届かない地域や災害時でも利用できる。クラウド上から地図データを取得することで常に最新地図に更新されるという。

すでにトライアルを実施している企業があり、トライアル終了後には本格導入が検討されているという。同社は今後、利用企業からのフィードバックを基に、新機能を追加するアップデートを行う。また、同様のニーズがある業界への展開も検討中とのことだ。
（早川竜太）