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大河原克行のNewsInsight 第334回 新春CESの開幕講演はパナソニック、CES 2025で「理想の社会」実現へ何を語る?

マイナビニュース / 2024年10月8日 12時25分

パナソニックグループでは、精神的な安定と、物資の無尽蔵な供給が相まって、初めて人生の幸福が安定する「物と心が共に豊かな理想の社会」を実現することを使命としている。

オープニングキーノートにおいても、そうした観点からのパナソニックグループの姿勢が強調されそうだ。また、AIを活用した新たな取り組みなどについても発言がありそうだ。

CESは、世界最大級のテクノロジー見本市で、毎年1月に開催。世界中から最新のテクノロジーが集まり、フォーチュン500をはじめとした世界の名だたる大企業のほか、ユニークな技術を持った数多くのスタートアップ企業も出展する。昨今では自動車産業からの出展が目立っている。

2024年2月にCTAの会長に就いたキンジー・ファブリツィオ氏は、「CESは、世界で最も強力なテクノロジーイベントであり、世界中のイノベーションリーダーが集まり、テクノロジーの未来が生まれ、世界の課題に対処することができる場所である。パートナーシップを構築し、雇用を創出し、世界的な成長も促進する」と発言。「日本の企業は、CESにおいて、重要なプレーヤーであり、豊かなイノベーションの歴史を生かし、画期的な進歩を推進する役割を担っている。日本の企業は、最先端技術の研究開発に強くフォーカスしており、業界を超えたコラボレーションを促進する文化を持ち、イノヘーションの要となっている」と位置づけた。

前回のCES 2024では、日本から6000人以上が来場。107社の日本企業が出展し、48社のスタートアップ企業が参加。203人の日本のメディアが取材したという。なお、米国以外からの参加は5万1000人に達したという。

そして、「2025年1月に開催するCES 2025は、私たちの未来を定義するものになる。テクノロジーの役割と、人のつながりを進化させるものになる。テーマは、『DIVE IN』であり、テクノロジーのあらゆる分野に飛び込み、イノベータと直接話をすることができる機会が生まれる。数万人の参加者がすでに登録しており、すべての期待を上回るものになる」と語った。

モビリティ、セキュリティ、AI、デジタルヘルス、エンタープライズ、エンタテイメンメント、スマートホーム、サステナビリティ、スマートシティ、量子技術、エネルギーなどの分野において、数々のイノベーションが展示されるという。

パナソニックグループの楠見グループCEOのオープニングキーノートに関しては、「パナソニックグループは、過去のCESにおいて、VHSレコーダーやデジタルビデオなど、新たな基準を作り上げてきた歴史がある。いまでは、自動車、エネルギー、エンターテイメントといった業界を超えたグローバルトレンドを推進している先駆者である。テクノロジーを活用し、生活を改善し、イノベーションへの揺るぎないコミットメントを持つ企業である。仕事や生活を再定義するゲームチェンジャーとしての役割を果たす究極の発射台となる」と期待を寄せた。

今回のパナソニックグループの楠見グループCEOのオープニングキーノートは、CTAからの依頼によって実現したものだという。

CTAのファブリツィオ会長は、「多くの企業がB2CおよびB2Bの領域でビジネスをしている。パナソニックグループはそれらの分野において革新的な取り組みを行っている。長年に渡るパートナーシップもあり、ビジョンを共有している。それらの点に期待をしている」と述べた。
(大河原克行)



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