NEC、「GPRIME行政経営クラウドサービス」をOClで提供

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NECと日本オラクルは10月8日、オラクルが提供するクラウドプラットフォーム「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」上で、NECの地方公共団体向け業務システム・パッケージ「GPRIME行政経営」をクラウドサービスとして提供すると発表した。
○「GPRIME行政経営」とは

「GPRIME行政経営」は、財務会計・庶務事務・文書管理・人事給与の各機能を有し、地方公共団体における内部管理事務に対応した総合的な業務システム。

同システムは、オンプレミスまたは、自社データセンターの仮想基盤からクラウドサービス(以下、GPRIME for SaaS行政経営)として提供している。

「GPRIME for SaaS行政経営」のクラウド環境をOCIに移行し、「GPRIME行政経営クラウドサービス」として2026年度のサービス開始を予定している。

○「GPIRME行政経営クラウドサービス」の特徴

「GPIRME行政経営クラウドサービス」は、ISMAPに準拠したOCIから提供し、クラウドサービスの環境の運用管理まで一元的にサポートする。提供方法は、IP-VPNによる閉域網またはLGWA-ASPサービスから選択可能。
同サービスは、各業務システム単独での利用にも、統合内部として複数業務での利用にも対応している。複数業務システムを1つのクラウドサービスにまとめることで、統合運用にかかるコスト・業務システム間のデータ連携に伴うコストの低減も可能。

従来は物理機器の増設が必要となる場合、3～4カ月程度の時間を有していたが、OCIの活用により、2週間以内でリソースを拡張できる。

また、OCI上のオラクルのデータベース向けフルマネージドのデータ保護サービス「new windowOracle Database Zero Data Loss Autonomous Recovery Service」 を利用することで、リアルタイムでバックアップを実現する。

なお、「GPRIME for SaaS行政経営」とOCI間を、NEC印西データセンターが提供する「NEC DXネットワークサービス」で接続することにより、既存クラウド環境からスムーズに移行できる。
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