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クルマのクイズ 第35回 幻の日産製ロータリーエンジンを搭載するはずだったクルマとは?

マイナビニュース / 2024年10月17日 11時30分

ロータリーエンジンはローターハウジングの内側でローターが回転する関係で、どうしても燃焼室の温度を高く維持できないこともあり、ガソリンの完全燃焼がしにくく、燃費はあまり良くありませんでした。そこで日産は、市販目前だったロータリーエンジンをあきらめ、通常のエンジンに転向。排気ガス関連で開発期間が延び、予定よりもおよそ2年遅れてシルビアがデビューしたのです。

予定通りロータリーエンジンを搭載したシルビアがデビューしていたら、どうなっていたでしょうか。今よりも一般的なエンジンと見られるようになっていたかもしれませんが、社会情勢を考えると、あまりいい面ばかりではなかったと思われます。結果論ですが、日産が断念したことから、マツダがロータリーエンジンの開発にかける熱意が増したとも言えるでしょう。

それでは、次回をお楽しみに!

内田俊一 うちだしゅんいち 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験をいかしてデザイン、マーケティングなどの視点を含めた新車記事を執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員、日本クラシックカークラブ(CCCJ)会員。 この著者の記事一覧はこちら
(内田俊一)



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