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大井町駅周辺の再開発「大井町トラックス」には何ができる? - アスコットのサービスレジデンス、TOHOシネマズも

マイナビニュース / 2024年10月10日 12時19分

画像提供:マイナビニュース

東日本旅客鉄道は10月8日、「大井町駅周辺広町地区開発(仮称)」のまちの名称について、「OIMACHI TRACKS(大井町トラックス)」に決定したことを発表した。

○「広域品川圏」のまちづくりと本開発の役割

同社は羽田空港の国際化やリニア中央新幹線の整備による交通基盤の進化を見据え、国際交流拠点の実現を目指す「品川開発プロジェクト」を中心に、浜松町駅から大井町駅間の東京南エリアの各駅において、事業パートナーや地域住民と連携しながら、駅を中心としたまちづくりを推進している。国際都市東京の玄関口である東京南エリアを「広域品川圏」と位置づけ、各まちの交流(つなぐ)から新たな価値の共創(つくる)を促進し、東京・全国・世界に向けてひろげることで、東京のさらなる魅力と国際競争力の向上に貢献する。

○広域品川圏の一翼を担う都市生活共創拠点「OIMACHI TRACKS」

本開発は、まちづくりにおける品川区との共創に加えて、行政、企業、メーカー、地域などと都市の新たなライフ・バリューの共創を目指すことで、心豊かで質の高いくらしが実現する都市生活共創拠点を形成するとともに、ゼロカーボンのまちづくりの実現により、地域のさらなるエリア価値向上に貢献していく。

○OIMACHI TRACKSにおける地域防災力向上とゼロカーボンのまちづくり

品川区と連携し、屋内に約3,000人の帰宅困難者受け入れスペースを確保し、72時間滞在可能な備蓄を行う。また、発災時には約4,600㎡の「TRACKS PARK」を広域避難場所として開放する。

BUSINESS TOWER 5階に入居が決定した「牧田総合病院健診センター(仮称)」と発災時における本施設内の帰宅困難者などの滞在者に対する医療連携について、具体的な検討を進める基本合意書を締結し、ともに地域の安心に向けた共創に取り組んでいく。

また、環境対策として、コージェネレーションシステム、街区内における地域熱供給(DHC)、太陽光パネルなどの導入により一般的なビルに比べて、CO2排出量を約50%削減。再生可能エネルギー証書の活用などにより、実質ゼロカーボンのまちづくりを実現する。

○「OIMACHI TRACKS」名称・ロゴの持つストーリー

TRACKSは「通り道、線路」の意を持ち、開発敷地の由来である「車両基地・工場」や計画の基幹施設となっている「歩行者デッキ・ストリート」のイメージとともにこのまちが未来に向けて発展していく道となることを表現した言葉。この言葉が合わせ持つ「流れ、つながり」「楽曲」の意は、この施設が多様な人々の交流、つながりを導き、さまざまなサービスや広場での活動により、多様な音が織りなされた旋律、楽曲のように、あたらしい価値や文化を生み出していく場、となることも伝えている。

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