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エプソンダイレクト、製造業DX展[大阪]2024で製造業のDX促進への貢献をアピール

マイナビニュース / 2024年10月9日 14時43分

高品質な製品づくりには優れたパーツを選定が欠かせません。展示台では、冷却ファンやコンデンサー、メモリーといったパーツの選定にあたり、どのような差別化を行っているか、実物を用いて説明していました。たとえばメモリーの端子部分には金メッキを施したものを採用し、動作不良を低減しています。

○タブレットやスマートグラスも注目を集める

引き合いが増えているというタブレットは、最新の「Endeavor JT70」と、既存モデルながら人気の高い「Endeavor JT51」を展示。JT70は静電気の感知を高めたことで、現場で多い手袋を装着した状態での操作に対応します。

一方、「Endeavor JT51」は手に持って利用するだけでなく、立てたり、壁にかけたりして使うための豊富なオプションが用意されており、それらの利用状況が体験できるよう工夫されていました。

現場で多い「視覚で情報を得ながら両手を空けて作業したい」というニーズに応えるのが、メガネのレンズに情報を映し出すスマートグラスです。ヘッドセットタイプの「BT-45CS」とメガネタイプの「BT-40CS」が並んでいて、関心を持って足を止める人が多いコンテンツになっていました。

どちらも実際に装着して、情報がどのように映し出されるか試せます。展示では小さな穴の空いたボックスの中にファイバーケーブル付きの小型カメラを差し込んで、中の様子が鮮明に見られるようになっていました。

エプソンダイレクトのブースの一角では、エンジニアリング商社の進和とNECネッツエスアイが、エプソンダイレクトのPC上で展開できるDXツールを出展していました。

進和が提案するマネージメントツール「SDS-Manager」は、設備データを収集して、状況の把握や分析などを行い、データの見える化を推進。進和×NECネッツエスアイの「工場DXサッシュボード」は、SDS-Managerと連携して3Dマップ上で工場全体を俯瞰的に把握するツールです。

製造現場におけるDX化の推進には、業務を滞らせることなく長期安定稼働するPCの存在が欠かせません。エプソンダイレクトは、業界でも珍しい7年間の長期保証サービス、有寿命部品保守サービスやPC高速化サービス、迅速な「1日修理」などに対応しています。製造業の顧客価値を高め、DX化に貢献する魅力ある選択肢を揃えていることが、展示やスタッフの説明から感じ取れました。

製造業DXを含む「ものづくりワールド」は、今回の大阪だけでなく、東京、名古屋、福岡でも実施されています。それだけ国内各地に製造業やものづくりを巡る多種多様なニーズがひしめき合っていると言えるでしょう。

エプソンダイレクトの今後の出展予定は不明ですが、こうした展示会は店頭で触れることのできない特定用途向けのPCを実際に見て、詳しいスタッフに話を聞く絶好の機会です。現場のDX化に関心のある情報システム部門や製造現場の担当者には、こうした製造業向けの展示会にぜひ足を運んで情報収集してほしいと感じました。
(諸山泰三)



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