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プライム・ストラテジー、「KUSANAGI Security Edition」発表 - パートナープログラム刷新も

マイナビニュース / 2024年10月9日 16時13分

画像提供:マイナビニュース

プライム・ストラテジーは10月9日、CMS高速運用基盤「KUSANAGI」について、セキュリティ対策を強化したエディション「KUSANAGI Security Edition」(仮称)の開発・提供を行うと発表した。同日、パートナープログラムの改定も発表された。

代表取締役の吉政忠志氏は、今回の発表の狙いについて、次のように説明した。

「WordPressはカスタマイズしているとバージョンアップが難しい。そこで、Security Editionは自動アップデートなど、セキュリティ関連の機能を強化している。また、KUSANAGIの導入は制作会社、インテグレーターが担当していることが多く、パートナーを支援するためプログラムを刷新する」

○「KUSANAGI Security Edition」の特徴

「KUSANAGI Security Edition」は、セキュリティに特化したCMSの運用環境として、企業やCMS・Webシステムの構築運用を提供するSIer・制作会社等など標準的に選択される基盤となることを目指している。

執行役員の相原知栄子氏は、「KUSANAGI Security Edition」を提供する背景について、次のように説明した。

「現在、ランサムウェアの脅威が高まっているほか、攻撃が開始されるまでの期間が短くなっている。また、『どこまでセキュリティ対策を講じればよいかわからない』『アラートが多く、どれに対応すべきかわからない』といった課題もあり、セキュリティへの対応が事業活動を圧迫している。KUSANAGI Security Editionはこうした課題を解決する」

KUSANAGI Security Editionは、OSやミドルウェアなどの自動アップデート機能を提供することで、運用コストを削減する。 アプリケーションに影響の少ないアップデートの自動化を提供し、AIによるテスト、巻き戻し(レポーティング)機能の提供とともに適用範囲を広げていく予定。

また、複数のOSやクラウドで統一したセキュリティ基準の適用と運用を実現する。対応するOSをRed Hat系のLinuxに拡大し、オンプレミス環境へ提供することも計画している。

加えて、KUSANAGI Business Editionで提供しているリスク分析機能「KUSANAGI Analyze」のセキュリティ監査機能を強化し、具体的な指示を提示するレポーティングを提供する。アラートを送信するための機能も提供が予定されている。

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