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PFNがリテールソリューション事業 - 第1弾はチェーンストア向け業務改善ソリューション

マイナビニュース / 2024年10月9日 17時21分

AI値引きは、消費期限の短い生鮮食品や惣菜などを売り切り、食品ロスを削減するために最適な値引き額を提示するソリューション。AIが天気などの外部情報や現在庫情報、他商品の在庫情報から需要の食い合いまでを予測し、経験に左右されない値引き判断をサポート。

棚割は商品部での棚割の作成、各店舗への配信から分析まで、棚割に関わるすべての業務を組織横断で行うためのソリューション。販売実績と棚割データを組み合わせた分析や、AIがバイヤーの方針も加味した棚割の提案で、売り上げの向上につながる棚割の実現をサポートするという。

ロボットは、自律移動ロボットが店内を自動撮影し、欠品や品薄を検知しながら棚割の実施状況を確認して他ソリューションと連携し、値札の付け間違いのチェックや来店客への売場案内、万引きの抑止や商品プロモーションなどの使い方も可能としている。以下はデモ動画。

分析は上記4つのソリューションのデータを統括し、店舗DXに必要な情報を一元管理。作業が割り当て通りに実行できているか、各種店舗情報(滞留在庫量・品切頻度・品出し必要頻度)、店舗間の作業効率などを分析するAIダッシュボード機能を備えている。

PFN リテール担当VPの海野裕也氏は、新ソリューションについて「社歴1日でも誰もがベテランになれるチェーンストア向けのが要務改善ソリューション。当社が得意とするAIやロボットなどの技術を組み合わせたソリューションとなっており、チェーンストアの経営全体を支援する」と話す。なお、売上目標は初年度に10億円、3年後には100億円を計画している。

チェーンストアが新ソリューションを導入することで、業務経験のないパート・アルバイトでも最小限の指示で熟練者のように効率よく業務を遂行することが可能となり、売り上げや利益、従業員満足度の向上や欠品率・ロス率の低下につなげることができるという。
すでに、MiseMise 品出しを導入した北東北3県にスーパーマーケットを転嫁薄rユニバースでは、バックルームにどこにどの商品があるか誰でもすぐにわかるようになり、バックルーム在庫や補充作業の実態をデータで把握できるようになったとのこと。

データを活用することで、商品の補充回数を減らし、品出しに関連する作業を1日平均 5時間削減したほか、バックルームに滞留している在庫を把握して2カ月で最大50%の在庫削減につながったという。
(岩井 健太)



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