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AWS Organizations連携サービス最新情報&セットアップのコツ 第16回 AWS Organizations連携サービスのおすすめランキング

マイナビニュース / 2024年10月10日 8時46分

AWS Network Manager

もともとTransit Gatewayの一機能だったNetwork Managerがサービスとして切り出されて、Transit Gatewayだけでなく、Cloud WANの情報も管理できるようになりました。ネットワーク系のサービスをOrganizations内で利用しているケースでは使う可能性がありとして、★★でランクインとしました。
AWS Resource Explorer

第9回で紹介した注目アップデートのとおり、Organizations配下のAWSアカウント内で利用しているサービスを検索したい際に有効と考え、★★でランクインとしました。まだ対応していないAWSサービスもありますが、利用できるケースは多いと感じています。
Amazon Security Lake

第11回で紹介した通り、セキュリティ関連サービスのログの集約先として利用するケースが出てくると考え、★★でランクインとしました。Security Lakeの登場以前の環境ではすでにS3バケットにログ集約をしているケースが多いと思いますが、これからAWSを利用する際には、ぜひとも利用を検討ください。
Amazon VPC Reachability Analyzer

第1回で紹介した注目アップデートのとおり、AWSアカウントをまたがった通信到達性の確認も可能になるため、Organizations連携させるメリットがあると考え、★★でランクインとしました。ネットワーク到達性に関するトラブルシュート時に役に立つ機能と考えています。
Amazon DevOps Guru

DevOps Guru自体はアプリケーション運用時に起きている問題を解決する際にとても有用なサービスですが、多くのケースで1つのAWSアカウント内に閉じて利用するケースが多いかと思います。Organizations連携を行い、複数のAWSアカウントの情報を集約したいケースは少ないのではないかと考え、★にランクダウンとしました。
AWS Well-Architected Tool

Organizations連携を行うことで、Organizations配下のAWSアカウント内で実施したWell Architectedレビューの結果を集約して確認することが可能となりますが、複数のAWSアカウントのWell Achitectedレビューを集約して確認したいケースが少ないと考え、★でランクインとしました。
まとめ

今回は、2024年時点におけるAWS Organizations連携サービスのオススメ度とその理由について解説しました。「どのサービスを使ったら良いのかわからない」といった悩みをお持ちの方は、運用上の制約もなく、導入によって大きなメリットがある★★★のサービスから利用してみると良いのではないでしょうか。

今回の内容が、皆さんがAWS Organizations連携サービスを検討する際のお役に立てば幸いです。

奥村康晃 おくむらやすあき NTTデータ入社以来、クラウドサービスのAPIを連携させることで効率的な管理を可能とするクラウド管理プラットフォームの開発に従事。現在では、クラウド導入の技術コンサルや組織での技術戦略立案にも携わる。 2023 Japan AWS Ambassadors受賞 この著者の記事一覧はこちら
(奥村康晃)



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