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化粧品をアップサイクルした水性ボールペンで描く次世代のデザイン

マイナビニュース / 2024年10月10日 17時49分

画像提供:マイナビニュース

花王とコーセーは10月9日、メイクアップ化粧品をアップサイクルした水性ボールペン「Smink Art ペン (スミンクアートペン)」を用いたデザインコンテスト「Makeup Art Pen Award 2024」の最終審査を開催。グランプリを含む10作品が表彰された。

○「Smink Art ペン」3色を使ったデザインコンテスト

花王とコーセーは、持続可能な社会の実現を目指し、2021年10月より化粧品事業のサステナビリティ領域における協働を推進。両社は、研究所における研究過程の中で最終的に商品化に至らなかったメイクアップ化粧品を絵の具やインクにアップサイクルする取り組みを行っている。

モーンガータは、サクラクレパスの技術協力のもと、この絵の具やインクをより汎用性の高い水性ボールペン「Smink Art ペン (スミンクアートペン)」に生まれ変わらせた。

多摩美術大学は、この「Smink Art ペン」3色のみを使うデザインコンテスト「Makeup Art Pen Award 2024」を6月26日~9月3日にかけて開催。10月9日、この最終審査が行われた。

○Smink Art ペンと学生の才能から生まれた無限のパワー

「Makeup Art Pen Award 2024」の最終審査にあたり、花王 上室執行役員 化粧品事業部門長の前澤洋介氏は「このコンテストを通じて、我々が取り組んでいる環境保護や資源循環の取り組みを多くの方に知っていただき、アップサイクルされたSmink Art ペンと学生のみなさんの才能で生まれたすばらしい作品と無限のパワーを感じ取ってもらいたいと思います」と挨拶する。

会場となったコングレスクエア日本橋には、1次審査で上位10作品に入選した学生が来場。学生自らによって作品のプレゼンテーションが行われた。

作品紹介を終えた10名の学生は一度退場し、会場は最終審査へ。審査を担当する花王の前澤洋介氏、コーセー 取締役 経営企画部長の原谷美典氏、多摩美術大学 美術学部 グラフィックデザイン科 教務主任/准教授の加藤勝也氏、モーンガータ 代表取締役の田中寿典氏が作品の評価を進めていった。

○グランプリは化粧品の色彩や輝きを蝶の鱗粉と捉えた作品

最終審査を終え、ついに表彰式と講評の時間がやってくる。優秀賞5作品が発表された後、最終審査上位5名が登壇。関原優奈さんの「バタフライエフェクト」がグランプリを受賞した。

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