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機械式時計とムーブメントが内包する世界観 - セイコーウオッチが展覧会「からくりの森」を開催

マイナビニュース / 2024年10月10日 18時9分

画像提供:マイナビニュース

セイコーウオッチの情報発信拠点「Seiko Seed(セイコー シード)」では、セイコーの機械式腕時計が持つ特性と魅力を伝える展覧会「からくりの森」を開催する。期間は2024年10月11日~12月8日。入場は無料だ。

Seiko Seedは、腕時計の新たな可能性を育み、様々な楽しさと体験を提供するスペース。東京・JR原宿駅の近くにある。

今回の「からくりの森」は3回目を数え、セイコーウオッチのデザイナーとともに、アーティストの小松宏誠(こまつこうせい)氏、エンジニアリングデザイン集団のsiro(シロ)、SPLINE DESIGN HUB + siro(スプライン・デザイン・ハブ + シロ)の3組が参画。機械式腕時計のエッセンシャルな要素のさらなる可能性を表現、発信する。

それぞれのクリエイターが制作したのは、時を刻む機械式腕時計およびその心臓部でもあるメカニカルムーブメントからインスパイアされた作品たち。「1分」や「1秒」といった普遍的な単位を、それぞれの感性で豊かに表現している。「からくりの森」特設サイトもぜひご覧いただきたい。
○「からくりの森」概要

会期:2024年10月11日(金)~12月8日(日) 11時~20時、会期中は無休
(水曜日のみ14時~20時)
(入場は19時45分まで)
会場:Seiko Seed
所在地:東京都渋谷区神宮前 1-14-30 WITH HARAJUKU 1F
入場料:無料

○■森のリズム(The Rhythm of the Forest):小松宏誠氏

機械式腕時計の内部を覗くと、さまざまなパーツが動いています。さまざまな速さの動きが伝わりあって、最終的に1 秒、1 分、1 時間と、時計のリズムが表現されていました。小さく精密で、質量を伴った動きの連鎖が続いていく様子にとても魅了されました。僕は森のかけらを拾い集め、1分に1秒間だけ高速で捻られるゴム紐に吊るしていきます。整えられた1 分の中に、森のかけらによって、さまざまな動きとリズムが表現されていくのです。(森のかけら収集場所:盛岡セイコー工業株式会社)
○■ばねの羽根(Feather Coils):小松宏誠氏

「動力ぜんまい」を機械式腕時計から取り出すと、美しい曲線のしなやかなバネに戻りました。そのシンプルな部品が機械式腕時計の動きの源であることに感動し、「動力ぜんまい」と「しなやかなバネの動き」をインスピレーションの元として動きのある作品を制作したいと試行錯誤を始めました。円形に並んだバネ状の連続体を少しだけねじることで、かざぐるまの羽根のようになっているモビールです。2つのモビールはつり合って安定しており、風によるわずかな力を加えることで天秤状の吊元が動き出します。
○■時の囁き(Whispers of Time):siro

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