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松下洸平、学生時代に忘れられない“許してくれる先生”「一人の人間として見てくれていた」

マイナビニュース / 2024年10月11日 6時0分

画像提供:マイナビニュース

●「あの時許してくれたから、今の自分があるかもしれない」
俳優の松下洸平が、日本テレビ系ドラマ『放課後カルテ』(12日スタート、毎週土曜21:00~)の取材に応じ、今作に臨む意識や学校の先生の思い出などを語った。

○イメージと離れた役「俳優として楽しいこと」

松下が演じるのは、学校医として小学校に赴任してきた小児科医の牧野。「勝手にベッドで寝るな!」「保健室にはなるべく来ないでもらいたい」「めんっどくさい! これオレがやる仕事か!?」と文句ばかりで口も態度も大きい問題ドクターだが、鋭い観察眼で子どもの小さなサインも見逃さず、救っていくという役柄だ。

穏やかな好青年の役が多く、それとは大きく異なるキャラクターを演じることに、「自分のイメージと離れた部分を演じることができるのは、俳優として楽しいことなので、思い切り振り切って演じたいです」という松下。

ぶっきらぼうな性格で「嫌われる可能性もありますが(笑)」としながら、「子どもたちだけでなく、大人たちにも、ウソをつかずにまっすぐ向き合うところが魅力だと思うんです。そんな牧野先生を温かく見守っていただければと思います(笑)」と期待を寄せる。
○自分も「今日はいいよ」と言ってあげられる大人に

自身の学生時代を思い出して印象に残るのは、“許してくれる先生”だという。

「例えば、授業中に寝てしまったり、部活終わりに遅くまで校舎で友達としゃべってたりしても、時に許してくれる先生がいました。それは毎回ではなく、特別な時に“今日はいいよ、頑張ったから”と許してくれたような気がするんです。その言葉の裏側を考えた時に、子どもとしてではなく、一人の人間として僕を見てくれていたんだと思うと、許してくれた先生たちに対する感謝が改めて湧いてきて。あの時、1回だけ許してくれたから、今の自分があるかもしれないとも思うので、自分も特別な時に“今日はいいよ”と言ってあげられる大人になりたいと思うようになりました。それは、優しさでもあり、厳しさでもあるのかなと思います」

翻って、今回演じる牧野については、「いい先生だと思います。性格的には理解されるのに時間がかかるタイプだと思いますが、大人になった時に思い出す先生だと思います」と解釈した。

●「もう一人の自分を抱えて生きている」現代の小学生
医師役は初挑戦。「すごく難しいセリフにあふれた役なんだろうなと思っていたら、牧野先生は口数が多くないので、そこは助かったと実は思っています(笑)。今回の作品は医療用語も出てきて、病気と向き合うことももちろんですが、どちらかというと、病気と向き合うことで分かることにフィーチャーしています。だから、命の尊さや大切さも伝えられたらと思いますが、もっと身近な物語として、間口を広げて、柔らかくて優しい光が差し込むような作品にできたらいいなと思います」と意気込んだ。

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