就活生が「新卒で欲しい年収」、400万円未満は約4割、500万円以上は? 調査結果が発表

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i-plugは10月10日、運営するOfferBoxに登録している2026年卒業予定学生に向けて実施した希望年収額に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は9月6〜9日、400人を対象に行われた。

まず、新卒配属1年目に希望する年間の給与額について聞いたところ、「300-399万円」が40.3%で最多となった。「500万円以上」と回答したのは19.3%で、2022年の調査と比べて10.4%増加している。

内定先から提示された給与が希望の年収以下である場合に辞退するかどうか尋ねると、84.8%が「その他条件によっては辞退しない」と回答した。一方で、「辞退する」の回答は年々微増している。

辞退しない条件については、「福利厚生が充実している」が73.7%で最多となり、「業務内容」の回答が62.2%で次いだ。

許容できる希望金額との差は、「50万円以内」が50.8%、「51万円〜100万円」が36.8%となっている。

次に、新卒採用を実施する企業(330件)に向けて、26卒の新卒入社者へ提示している平均の年間給与額(額面)について尋ねてみた。※・調査期間9月3～5日

その結果、「300-399万円」が56.1%で最多となり、「500万円以上」はわずか0.3%にとどまった。

また、その給与額が25卒と比較して「増額した」と回答した企業は34.8%であった。
（フォルサ）