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企業が取るべき「内定辞退の対策」 - 何がイケないのかを解説

マイナビニュース / 2024年10月15日 10時0分

画像提供:マイナビニュース

現在、数多くの企業が直面している慢性的な人手不足。どの業界も少しでも多くの応募者を集めようと採用担当者は必死になっています。どこの企業でも念入りな採用計画と採用戦略を立て、採用活動にかなりのリソースと費用を投入しているのです。

しかし、多額のお金と時間を投資して採用活動をしているにもかかわらず、内定辞退が相次ぎせっかくの努力が水の泡になってしまう企業も数多くあります。

今まで、内定辞退が立て続けに起こって悩んでいる企業がこれほどまでに多くあったでしょうか? この問題にはいくつかの原因があり、その原因を抑えておくことが重要なのです。本記事では、内定辞退の原因とその対策について解説。企業にとって将来有望な「人財」を逃さないためにぜひお役立てください。

今は売り手市場でどこの会社も慢性的な人手不足

少子高齢化や人材のミスマッチにより、人手不足が顕著化しています。業種によっては景気に左右されず常時買い手市場になっているところもありますが、売り手市場の業種が多く、どの企業も人手不足に陥っています。

若者の仕事に関する価値観の変化というのも売り手市場を誘発している要因の一つであると考えられます。

現代の若者が仕事に対して求めていることは、「残業がない」「給与が安定している」といった「働きやすい職場環境」だけでなく、仕事に対する「やりがい」や「自己成長」「成長実感できる」といった「働きがい」まで求めるようになりました。

そのためいくら「働きやすい職場環境」が整っていたとしても働きがいのない会社は、若者から嫌遠され、いわゆる「ゆるブラック」や「ホワイト離職企業」などと皮肉られることになるのです。

慢性的な人手不足で売り手市場の現代社会では、「会社が人を選ぶ」採用から「選ばれる会社」の採用へと変わらなければならないのです。
応募者に選ばれる会社と選ばれない会社の違い
○選ばれない会社の失敗例とは?

インターネットの口コミサイトやSNSの普及により、情報収集力が昔と比べて格段に上がっています。今どきの求職者は、より詳細でかつマニアックな会社の裏事情まで調べ上げているのです。

そのため求人広告やHPの採用ページ、SNS等で好待遇や映え写真を載せて素敵な職場環境をアピールしたとしても、「ブラックなうわさ」がネット評判でひそかに広まっていると採用市場での人材の確保は間違いなく難しいと言えるでしょう。

また、あの手この手を使ってようやく少数の採用ができ、ほっとひと安心する企業があります。しかし、そこで気を抜いてしまい、そのまま放置した結果、内定辞退が連発し、気付けば今年の新卒採用ゼロなんてこともよくある話です。

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