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初ドラマの武田真一、松下洸平に睨まれ動揺「怒ってるのかな?」

マイナビニュース / 2024年10月12日 5時0分

画像提供:マイナビニュース

日本テレビ系ドラマ『放課後カルテ』(12日スタート、毎週土曜21:00~)の記者会見が11日、東京・汐留の同局で行われ、松下洸平と森川葵に加え、情報番組『DayDay.』(毎週月~金曜9:00~)の生放送を終えた武田真一が参加した。

○「NG出しちゃったから…」「仕事です!」

学校医として小学校に赴任してきた小児科医の牧野(松下)が、文句ばかりで口も態度も大きい問題ドクターでありながら、鋭い観察眼で子どもの小さなサインも見逃さず、救っていく同ドラマ。武田はこの小学校の校長役として、第1話に登場する。

第1話を見て、「本当に心が揺さぶられまして、学校とか家庭とか社会が抱えるいろんなひずみみたいなものが、子どもたちの小さい体と心に本当に大きなプレッシャーを与えてるんだと改めて気づかせてくれるような物語でした。そのことを伝えるパワーになってるのが、やはり松下さん、森川さんをはじめ、俳優陣の皆さんの演技であったり、何よりも子どもたちの本当に素晴らしい演技だと思いました」という武田。今回がドラマ初挑戦だっただけに、「とてもとても緊張して、わずか数行のセリフが全然覚えられなくて(笑)」と苦笑いする。

また、「松下さんが、本当に牧野先生がずっと入ってるんですよね。僕と一瞬対峙(たいじ)するシーンがあるんですけど、あの時の目つきがものすごく怖くて! “あれ、僕の演技やっぱりダメだったかな?”とか“NG出しちゃったから怒ってるのかな?”と本当に思うくらいでした(笑)」と打ち明けると、松下は「怒ってるわけないじゃないですか! 仕事です! “睨(にら)む”ってト書きに書いてあるんです(笑)」と強調した。

そんな武田の演技に、松下は「もう最高でしたよ! 大好きです。僕の勝手なイメージで、校長先生って決して怖くなくて、その学校の太陽のように、生徒も教職員の人たちもちゃんと照らしてくれるイメージだったんです。この笑顔での言い方やスピード、表情も含めて、もう武田さんにしかできない校長先生だったから、近くで見られてうれしかったです」と絶賛。「またどこかで出てほしいです」とラブコールを送られた武田は「いいんですか!? プロデューサーの皆さん、ぜひよろしくお願いします(笑)」とアピールした。
○記者に混じって演技の参考のため質問

武田は、その後の質疑応答の時間で挙手し、「ジャーナリストとして伺います」と質問。「松下さんの演じる牧野先生は、表面上はすごくつっけんどんで乱暴というような役なんですけど、内面は違うじゃないですか。そのアンビバレントな役を演じていくのはすごく難しいと思うんですけれども、そこをどうなさっているのか」「森川さんは、だんだん牧野先生の内面が分かっていくので、時間軸ですごく難しい演技だったと思うんです。その微妙なところをどうやって演じているのか」と、結果として自分の今後の演技の参考にすべく尋ねた。

これに松下は「おっしゃっていただいた通り、牧野先生の微妙なラインは、僕も演じながら難しいなと思います。ぶっきらぼうだし、口悪いし、“何もそんな言い方しなくてもいいのに”っていう言い方をするので。ただ、牧野先生は別に怒ってるわけじゃないんです。怒ってしまうとただの短気になってしまうような気がして。なので、“そもそもそういう言い方しかできない人”というところを、常に頭の中で唱えながらやっています」と回答。

森川は「台本が本当に素晴らしいんです。原作の中での篠谷先生という存在を台本にした時に、篠谷先生の気持ちが長い時間をかけて大きくなっていくという描写をすごく丁寧に書いてくださっているので、台本を読んでいるうちに時間をかけながらジワジワと気持ちを作っていけています」と話し、武田はうなずきながらプロの演技術を吸収していた。
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