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ジェンダーレス公表のとうあ、“自分らしくいること”を大切に 生きやすい世の中を目指して「戦い続けなきゃなと」

マイナビニュース / 2024年10月12日 9時15分

アーティスト活動にもとてもやりがいを感じているという。

「今までやってきたことがないことに挑戦しているので、すごく楽しいですし、『自分がやりたかったことってこういうことかも』という新たな発見もあります。昔から歌って踊ることがすごい好きだったので、一番自分らしくいられる瞬間、一番やりがいを感じる瞬間が歌っているときなんです」

昔から歌うことが好きだったとはいえ、明確に歌手を目指していたわけではなかった。

「憧れていた場所ですね。絶対なってやるという風には思ってなくて、ただの憧れでしかなかったのが、ようやく実現できるようになってきたという感じです」

そして、幅広い人にメッセージを届けられるという“歌の力”を感じていると語る。

「YouTubeも伝えたい思いがあって始めて、アーティスト活動もその理由で始めたんですけど、YouTubeは私のことを好きな人が見てくれるコンテンツであるのに対して、アーティスト活動は私のことを知らない人も見に来てくれる、例えばTGCで歌う場合、別の方を目的に来てくれる人もいたりするので、不特定多数の人に伝わるというのは歌の力かなと思います」

●自分を見せていくことで“多様な人がいる”と知ってもらいたい
YouTubeにおいても歌手活動においても、とうあが届けたいと思っているメッセージは「、自分らしくいることの大切さ」だ。

とうあ自身は性別にとらわれず、自分らしくいる生きることを大切にしているが、母親のおかげでそういう風に生きられるようになったと明かす。

「生まれたときから男女ともに仲良くて、人とは違ったんです。そして、小学生のときに、母親が『人と違うことはいいことだよ』『自分らしくいることはすごいことだよ』と教えてくれて、人とは違っても自分らしく生きていこうと思いました」

これまでの人生で、ジェンダーレスを受け入れてもらえないと感じることもあったという。

「私はすごく周りに恵まれてきたので、生きやすく楽しいタイプの人間でしたが、私より上の世代、例えば学校の先生や先輩とかからは、ちょっと違う目で見られたりという経験はありますし、活動していていろんな相談を受ける中で、そういう経験をしたという人もいるので、なかなか難しいところですが、私が負けたらダメだなと思っています」

そして、「昔に比べたらだいぶ生きやすい世の中になったかなとは思います」と変化を感じつつ、まだまだ変わっていく必要があると感じている。

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