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古賀紗理那、「生理前だと腰が抜けそうになる」アスリート時代の悩み語る - 働く女性と健康を考えるイベントに登壇

マイナビニュース / 2024年10月16日 18時30分

画像提供:マイナビニュース

W societyは、「国際生理の日」に向けたトークイベント「働く女性と健康を考えるトークセッション ~今求められる職場におけるヘルスケアサポートとは~」を、10月15日に港区のはたらく女性スクエアにて開催した。

イベントでは働く女性たちを悩ませるさまざまな不調や、企業に求められるヘルスケアサポートについて考えるプレゼンテーションのほか、スペシャルゲストとしてパリオリンピックのバレーボール女子で日本代表のキャプテンを務めた古賀紗理那さんが登壇。自身、そしてチームメンバーが抱えていた女性特有の健康課題にどのように向き合ったかを語った。
女性の健康課題の経済損失"年間3.4兆円"

はじめに、主催であるW societyの谷村江美さんより女性特有の健康課題とそれが社会に及ぼす影響について、調査データをもとに説明があった。

2024年2月に経済産業省が発表したデータによると、生理(月経)や更年期など、女性特有の健康課題による社会全体の経済損失は年間約3.4兆円。一方で、日本のあらゆる企業がその支援に取り組むと、ポジティブインパクトは最大で年間約1.1兆円になるという。この数字からもわかるように日本経済にとって、女性の健康課題と向き合うことは喫緊の課題とも言えるだろう。

では、どのように女性や企業はその健康課題に向き合っているのか、早速みていこう。
アスリートの生理事情を古賀さんが語る

元バレーボール女子日本代表キャプテンの古賀紗理那さんは、はじめにアスリート時代の自身の生理事情について次のように語った。

「アスリート時代、生理不順がすごくひどかった。高校生までは周期的に来ていたものの、海外遠征が増え、環境や食事の変化によって、生理がこないことが増えていきました」

では、この女性特有の悩みは誰かに相談できていたのだろうか。

「所属チームのトレーナーさんは女性だったので気兼ねなく相談していました。日本代表のトレーナーさんは男性でしたが、信頼関係を築いて、生理など体の不調はしっかり相談。生理前だと、腰が抜けそうになったり、腰の痛みがあったりするので、トレーニングの調整などを意識していました」と、対処法を説明。

また、元日本代表のキャプテンとして、周りの選手の健康課題をどのようにサポートしていたかを問われると、「女性のアスリートは、人によって体の不調が違う。生理痛がひどい選手だと、立てない人もいた。コミュニケーションはもちろん、とにかく人を観察することを意識していました」と、現役時代を振り返った。

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