1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

国産ウイスキーバブルが崩壊? 「山崎」「響」の大暴落は本当なのか

マイナビニュース / 2024年10月18日 11時0分

秩父蒸溜所の「イチローズモルト」でしょうか。「イチローズモルト」は100本限定など、少量生産かつジャケットのデザイン性が高く、インテリアとしての需要も高いため、値下がりがしにくい傾向にあります。

「山崎」のように大手メーカーが作っているウイスキーは比較的生産数が多いため、お金さえ出せば手に入ります。一方、生産数が少ない銘柄はめったに市場に出回らないため、市場に出てきたときは取り合いになります。「イチローズモルト」のように、お金を出してもなかなか買えない銘柄は値下がりしにくいですね。
○多少の値下がりはあっても暴落は考えにくい

――今後のジャパニーズウイスキー相場の見通しを教えてください。

最近は、ウイスキーに限らず、物価全般が上がっている中、物価水準に合わせてさまざまな商品の値上げが行われています。そして、ブランドが一旦値上げした商品を値下げすることはめったにありません。

今の傾向を見る限り、ジャパニーズウイスキー相場がもう少し下がる可能性はありますが、そもそも定価が上がり続けることを考えると、二次流通価格が大幅に下落することはないでしょう。

――ジャパニーズウイスキーを売りたい場合、売りどきはいつでしょうか?

もう少し値下がりする可能性があるので、今売りたいと考えているなら早いほうがいいのではないでしょうか。特に、値上がりを見越して投資目的で購入された方は今のうちに売却したほうがいいかもしれません。

ピーク時に比べて落ち着きを見せたとはいえ、まだまだ高い相場を維持していることに変わりはないので、ずっと家に置いてあって整理したいという方も早く売却を検討されたほうがいいと思います。

○人気銘柄は依然として入手困難

――ピーク時よりも相場が下がったとはいえ、依然として「山崎」などの人気銘柄は入手困難な状況が続いているそうですね。

はい。今も需要が供給を上回っていることに変わりはないので、人気銘柄が定価で小売店に並ぶことはほとんどありません。百貨店などで販売される際は抽選が当たり前になっています。

先日訪れた飲食店では、「山崎」を使ったハイボールを1杯5,000円で提供していました。昔は1杯600~700円程度だったことを考えると驚きの値段ですが、裏を返せば5,000円払っても飲みたい方がいるということです。

それだけジャパニーズウイスキーの人気が高いということ、ウイスキーに限らず、今ハイブランドはどこも値上げが続いていることを考えると、「山崎」をはじめとする人気銘柄が大幅に値を下げる可能性は低いでしょう
(春奈)



この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください