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「VAIO SX14-R」発表! Intel Core Utraプロセッサ初搭載、新色「エメラルドグリーン」を投入

マイナビニュース / 2024年10月31日 10時23分

商品に関しては開発本部 プロダクトセンター プロダクトマネージャーの柴田 雄記氏が説明。新製品は個人向けがVAIO SX14-R、法人向けがVAIO PRO PK-Rとなり、いずれもハイエンド製品の位置づけとなります。

基本スペックは14.0インチワイド液晶を搭載しており、1kg切りの軽量さを実現します。従来のカーボンボディは熱硬化樹脂を使ったカーボンファイバープレートを採用していましたが、今回は熱可塑性樹脂を使ったカーボンプレートを使用し、デザイン性と機能の両立を図った点が最大の特徴。

熱可塑性樹脂を使ったことにより、天板部は強度のために厚みが必要な部分だけ厚みを増すことができたほか、ベース部は放熱性に優れたカーボンを採用するという細かい設計になっています。

シン・モバイルワークに向けた新たな機能も加わりました。AIノイズキャンセリングマイクは本体上部の2つのマイクに加えて、キーボード脇にもマイクを入れた3マイク構成で、従来問題になっていた「対面の人の声をひろってしまう」という問題に対応。モードもプライベート、標準に加えて、プライバシーと会議モードを追加しています。

設定が複雑になる問題に対しては、VAIOオンライン会議アプリとこれを呼び出すワンタッチキーを追加。公共の場所でしゃべる声が周りに聞こえてしまう問題に対しては「小声モード」、会議室等の残響に対しては反射抑制が加わり、ベースとなる音の質に関してはスピーカーボックスの容量を増大させています。小声モードの技術を応用したのか、会議モードでは離れた声を増強して相手に聞き取りやすい音にしてくれます。

また、バッテリーは37%増の大容量バッテリーモデルを用意。それでも1,016g~と性能と軽さの両立を図っているだけでなく、画面を見ていないときの節電モードとバッテリーの劣化を抑えるいたわり充電モードを用意しています。

先に登場したVAIO Vision+との連携も考えられており、同一サイズの液晶パネルを使用しているため、違和感のない2画面操作と縦が大きな16:10(WUXGA:1,920×1,200)の液晶を採用しています。モデルによってはWQXGA(2,560×1,600)タッチ、アンチグレアと選択の幅を広げています。ちなみにVAIO Vision+も熱可塑性カーボンを使用しています。

ヒンジのトルクカーブのチューニングにより片手で開き、対面の人にも見せやすい180度オープン、使いやすさを考慮した左右USB-C(&Thunderbolt)。そしてWWANとeSIMモデルもあり、どこでも使える事も考慮されています(LTE/5Gのsub6G対応)。キーボードもキートップの成型に工夫を凝らし、ガタツキを減らして、耳につきやすい周波数帯である100〜1000Hの音圧低減を行ったとのこと。VAIOらしいコダワリにあふれた作りには感動すら覚えます。

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