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【鉄道業界初!】東京メトロが陸上風力バーチャルPPAを導入 - コスモと契約、使用電力の一部を実質再エネ化

マイナビニュース / 2024年10月17日 8時0分

画像提供:マイナビニュース

コスモエネルギーホールディングスのグループ会社であるコスモエコパワー、東京地下鉄(東京メトロ)、東京電力エナジーパートナー(東京電力EP)は9月27日、陸上風力を活用したバーチャルPPA(非FIT発電設備における発電に係る環境価値の提供に関する契約)を締結した。

○■東京メトロ銀座線の使用電力の一部を再エネ化

コーポレートPPA(Power Purchase Agreement:電力購入契約)は、需要家が発電事業者から直接、再生可能エネルギーを購入する契約形態。バーチャルPPAとは、需要家の敷地外に立地する専用発電所で発電された再生可能エネルギーの環境価値のみを需要家が調達する手段だ。

国内の鉄道業界における陸上風力を活用したバーチャルPPAの導入は、同件が初めての事例となる。

同PPAの締結により、東京メトロは、コスモエコパワーが運営する姫神ウィンドパークから、発電にともない生み出される年間約2,100万kWh分の環境価値を、非化石証書として約15年間にわたり受け取る。

これにより東京メトロは、銀座線で使用する電力の一部を実質再生可能エネルギー化し、CO₂排出量を年間約8,190トン削減できる見込みとなる。

4社はカーボンニュートラルと持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進すべく、今後も継続して再生可能エネルギーの活用を積極的に進めていく。
○■陸上風力を活用したバーチャルPPAについて

・コスモエコパワーは運営する姫神ウィンドパークから、約15年間にわたり、発電にともない生み出される年間約2,100万kWh分の非化石証書を東京電力EPに提供。また、発電した電力は一般社団法人日本卸電力取引所に売却する。
 
・東京電力EPは、姫神ウィンドパーク由来の非化石証書を、他の発電事業者から調達した電力と組み合わせて提供する。
 
・東京メトロは、同スキームを利用することで、銀座線の使用電力を一部実質再エネ化する。

○◆姫神ウィンドパーク概要

所在地:岩手県盛岡市内 姫神山南部の山麓
運転開始年月:2019年4月
設備能力:18,000kW(2,000kW×9基)
(エボル)

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