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「2024国際航空宇宙展」開幕。関連企業が新技術展示、一般向けイベントも

マイナビニュース / 2024年10月16日 19時35分

SDGsへの航空宇宙産業の取り組み “SDGs in Aerospace Industries”
新たな空を拓く輸送システム “Transportation System for Emerging Sky”
新しい人間活動領域への挑戦 “Challenge to New Domain for Human Activities, Outer-Space & Cyber-Space”

同展示会では上記のサブテーマに従い、従来の出展分野に加えて、近年活動が活発な脱炭素(SAF/水素/電動化)や、アーバン・エア・モビリティ(空飛ぶクルマ/ドローン)、宇宙ビジネス(小型衛星利用/宇宙探査)にもすそ野を拡げている。

ちなみに、JA2024開催を機にJAキャラクター「JACKY」(ジャッキー)が新たに誕生。「コロナ禍を乗り越え、日本の航空宇宙産業界のV字回復の期待を込めて、フェニックス(不死鳥)をモチーフにしている」とのこと。

会場中央のアトリウムには、小惑星への着陸・サンプルリターンを行い、現在も拡張ミッションのため航行を続けている「はやぶさ2」の実物大模型や、2026年度による打ち上げをめざす火星衛星探査機「MMX」の1/2模型のほか、大型基幹ロケット「H3」の模型などを展示。

ほかにも日揮グローバルが構想中の、月で人類が長期滞在するための循環型インフラを備えたスマートコミュニティ「Lumarnity」を体験できるコーナーも用意。月面ローバーに乗車(1名~4名)し、約4分にわたって月面推薬生成プラントのVR体験が楽しめるという。

19日のトレード・パブリックデーでは一般来場者向けのイベントを充実させており、会場内7つのエリアを巡って航空宇宙を楽しく学べる小中学生向けのクイズ&スタンプラリー、こども・アニメ専門チャンネル「キッズステーション」が取り組む宇宙メディアプロジェクトの一環として開発されている「宇宙SDGsゲーム」の体験会、航空自衛隊 航空中央音楽隊によるコンサートなどを実施。TVアニメ「宇宙なんちゃら こてつくん」の特設コーナーやアトリウムステージでの催し、月着陸実証機「SLIM」とともに月へ降り立って探査ミッションを成功させた変形型小型ロボット「SORA-Q」のレプリカ機を実際に操縦できる企画なども開催する。詳細はJA2024公式サイトのパブリックイベントのページを参照のこと。

本誌では後日、各企業・団体のブース展示などを中心に随時レポートしていく予定だ。
(庄司亮一)



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