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世界初の三つ折りスマホを触った! ファーウェイ「HUAWEI Mate XT」実機レポート

マイナビニュース / 2024年10月16日 21時2分

片面だけ開くとデュアルスクリーンモードになります。少しコンパクトなタブレットで、画面サイズは7.9型。開いたときの「Mate X5」が7.85型、「Z Fold6」が7.6型なので、すでにこの時点で最大です。この状態のサイズはH156.7×W143.0×D4.75/7.45mmとなります。厚みの表記が2とおりなのは、折りたたんだままの部分の厚みがあるからです。

さらにもう1面を開くとトリプルスクリーンになり、H156.7×W219.0×D3.6/4.75mmとなります。4mmを切るととにかく薄いという印象になります。この時の画面サイズは堂々の10.2型。発表されたばかりの「iPad mini」が8.3型なので、タブレットよりも大きなサイズです。しかも「iPad mini」は297g(Wi-Fi+Cellularモデル)なので、重さは1gしか変わりません。

「Z Fold6」や「Pixel 9 Pro Fold」などと比べると横長の印象はありますが、タブレットとしては16:11のアスペクト比となって使いやすい比率です。

2面~3面とサイズを変えて使い分けられるのは新しい感覚ですし、開いて閉じてはなかなか楽しい体験です。加えて、3面という構造は自由度が高いこともポイントです。

1面を内側、または外側に90度以上折ることで、スタンドのように自立させたり、画面下部をキーボードとして入力したりといった使い方もできます。この場合、外側に折るディスプレイと内側に折るディスプレイが異なるので上下をひっくり返すのですが、折りたたんでもデュアルスクリーンとして7.9型の画面になって広々と使えるため、かなり使い勝手は良さそうです。

今回は短時間の試用、しかも開け閉めを繰り返しただけですが、それだけでもワクワク感の強い端末です。40万円……というのはさすがに悩ましい価格ですが、国内販売をしてくれたらぜひ欲しいという人はいそうです。(標準で)Androidのアプリが動けばいいとは思いますが、いずれにしてもHuaweiの技術力の高さを感じさせる製品だと感じました。

小山安博 こやまやすひろ マイナビニュースの編集者からライターに転身。無節操な興味に従ってデジカメ、ケータイ、コンピュータセキュリティなどといったジャンルをつまみ食い。最近は決済に関する取材に力を入れる。軽くて小さいものにむやみに愛情を感じるタイプ。デジカメ、PC、スマートフォン……たいてい何か新しいものを欲しがっている。 この著者の記事一覧はこちら
(小山安博)



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