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【お腹のトラブル】「おならかと思ったら下痢が出た」「庭に穴を掘ってした」「資格試験中に途中退席」など嫌な思い出も - 大幸薬品調査

マイナビニュース / 2024年10月23日 11時4分

○下痢の対処のため普段から心がけていることは?

下痢の対処のために普段から心がけていることについて質問したところ、「特に心掛けていることはない」と回答した人は36.6%だった。つまり、その他6割以上は"普段から心がけている"ということがわかった。実際に心がけている内容としては、1位「体を冷やさないようにする(23.8%)」、2位「規則正しい生活習慣をする(19.1%)」、3位「トイレの位置を把握しておく(17.7%)」という結果となった。他、一風変わった回答としては、「素数を数える」「片栗粉を水に溶いて飲む」という独自の方法を取る人もいた。日ごろからお腹のトラブルに悩む人は約6割、突然の便意で困ったことがある人は7割以上いるにも関わらず、対処方法として、即効性のある対策はあまり取られていないことがわかった。

都道府県別にみると、普段から心がけていることが"ある"人が一番多かったのが同率(76.0%)で「埼玉県」・「奈良県」、一番少なかったのが「岡山県(44.0%)」と、1位と最下位で30%以上の差があった。突然の便意で困った経験の割合に差があるのと同様に、普段から心がける意識も、都道府県によって大きな差があることが明らかになった。

また、普段から心がけていること1位の「体を冷やさないようにする」を都道府県別にみると、上位は中部・近畿地方に多く見られることが分かった。反対に、北日本に位置する「北海道」や「青森県」・「秋田県」は、平均程度かそれ以下となり、「体を冷やさないようにする」意識は他県に比べそれほど高くないことが分かった。この地域の人にとって「寒さ」は日常生活の一部であり、「体を冷やさないようにする」ことは、あえて心がけることでもないのかもしれない。このように、生活スタイルや住環境の違いによって、意識が異なることも推察できる。

さらに、普段から心がけていることの中で、「トイレの位置を把握しておく」と回答した人の都道府県別トップ10を見ると、1位「香川県」、4位「三重県」、5位「長野県」など、通勤・通学時に公共交通機関を利用するであろう、都市部以外の地域も上位を占める結果となった。一方、「東京都」・「神奈川県」・「千葉県」・「埼玉県」の1都3県も、すべてランクインしている。地域別だと、全体平均の17.7%に対し、1都3県は26.0%と、10%近く上回る結果となった。

加えて、「下痢に対するあなたならではの対処法」について聞いたところ、「出かける前に三回くらいは必ずトイレに行く」や、「朝、家を出る前に出しきる」など外出前に対処する人や、「下痢になりそうな時は極力外出を避ける」と外出すること自体を断念する人、また「大丈夫と思いこませる」というように自分自身に信じ込ませる人など、人それぞれ、様々な対処をしているようだ。
○下痢に最もなりたくない場面は1位「長距離の移動中」

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