管理職を続けたい理由は「権限、責任を持てる」と報酬→続けたくない理由は責任、ストレス、その次は? ビズリーチが調査

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ビズリーチは10月15日、研究機関「ビズリーチ WorkTech 研究所」が会員に向けて実施した「キャリア観や転職に関するアンケート」の結果を発表した。調査は4月22日〜5月5日、ビズリーチの会員1,290人を対象に行われた。

まず、今後、管理職になりたいまたは続けたいと思うか聞いたところ、42.0%が「なりたい(続けたい)」、32.3%「どちらかといえばなりたい(続けたい)」と回答し、合わせて74.3%が前向きな意向を示した。

次に、現在マネジメントを行っているビジネスパーソンに向けて、管理職を続けたいか尋ねてみると、60.4%が「続けたい」と答えた。「どちらかといえば続けたい」の回答も26.3%見られ、合わせて約9割が続けたいと考えている事が明らかになった。

続けたい理由としては、「組織の方向性を決める権限や責任が持てる」が62.9%、「給与(報酬)を上げたい」が62.3%にのぼり、「経営者(役員含む)を目指している」という回答は3割にとどまった。

一方で、管理職を続けたくない背景としては、「責任やストレスを感じることが増えそう」(58.8%)、「給与面でのメリットを感じない」(47.5%)、「実務的な業務から離れたくない(37.5%)などが挙がった。

マネジメント経験のない人に対し、管理職になりたいか尋ねてみた。その結果、回答率はおおよそ半数ずつに分かれた。

管理職になりたい理由としては、「給与(報酬)を上げたい」が75.2%を占めた。なりたくない理由は「責任やストレスを感じることが増えそう」が59.3%、「実務的な業務から離れたくない」が47.5%、「業務や残業量が増え
そう」が39.0%となった。
（フォルサ）