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就活で「無双できる」印象の上げ方 第20回 就活での落とし穴、「勘違いしがちな敬語」を克服しよう

マイナビニュース / 2024年10月18日 7時20分

画像提供:マイナビニュース

前回は、面接時のみならず、メール、オンライン、電話といった就職活動全般で、あなたの敬語力が試されていることをお話ししました。

決して賢い印象を与えてはくれない二重敬語や混合敬語はもう克服されましたでしょうか?!

今回は、この2つのNGポイントに続き、多くの人が勘違いしがちな敬語についてお伝えしてまいります。

普段の生活の中で特段考えずに使っているかもしれない、そんな落とし穴をこの機会にぜひご確認くださいね。
社長様

「御社の社長様のお話の中で……」「課長様はいらっしゃいますか?」など、ついつい使ってしまいがちですね。

「御社の社長」と言うよりもっと敬意を示したい、丁寧に言いたい、という思いから、という気持ちはよくわかります。

ただし、「社長」「部長」「課長」などの役職はそれ自体が敬意を示す表現となっているのです。そこへさらに敬称である「様」や「殿」などプラスする必要がないというわけです。

そうは言ってもなんだか忍びない……とも思われることでしょう。

最もしっくりくる言い方としては、「御社の〇〇社長」「人事部長の〇〇様」となりますので、相手のお名前がわかっている場合には、こちらの言葉がスッと出るようにしておいてくださいね。
全然+肯定? 否定?

「全然だいじょうぶです」「全然元気です」「全然おいしい」「全然できます」

これらの言葉に違和感を持ちませんか?

日常本当によく耳にすることばでありますし、皆さんも実際口にしているのでは? と想像いたします。

しかし、違和感を覚えないという方は、ここで一旦、根本から見直す必要があります!

「全然」とは基本的に否定文に付けるもの。ゆえに、上記のような肯定文にプラスしてしまうのは全くの勘違いであり、NGというわけなのです。

デキるビジネスマンでしたら、「全然」を使う場合はプラス否定形を用いるはずです。「全然問題ありません」「全然必要ございません」など、ぜひ正しい表現を!

これらは友人間や親しい間柄でしたら、気にしなくてもよい場面かもしれませんが、普段、まったく気にしないで使用していると、どうしても大切なビジネスシーンや公の場でもいつもの癖がでてしまいます。

「育ちバレ」したくない方は、どうぞ日々の言葉遣いこそ留意して過ごしていただきたいと思います。

諏内えみ マナースクール ライビウム代表マナー、ふるまい、会話を学ぶ「Salon the SUNAI」が人気。映画やドラマでの俳優の所作指導、「世界一受けたい授業」「ホンマでっか!? TV」等出演多数。TikTok、YouTube、Instagramでも活躍。著書に大ベストセラー『「育ちがいい人」だけが知っていること』(ダイヤモンド社)、「先生! ダメダメな私を2時間で仕事デキる風にしてください!」 (KADOKAWA)、「一流の言いかえ」(光文社)等。 この著者の記事一覧はこちら
(諏内えみ)

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