下関市が「脱炭素先行地域」に選定 - コスモ石油マーケティングの共同提案が採択
マイナビニュース / 2024年10月22日 8時0分
コスモエネルギーホールディングスのグループ会社であるコスモ石油マーケティングは、環境省が募集する第5回「脱炭素先行地域」の公募に山口県下関市の共同提案者として参画し、このほど下関市が脱炭素先行地域に選定された。なお、同社が共同提案者として参画した提案が脱炭素先行地域に選定されたのは今回が初めてとなる。
○■下関市の再エネの普及促進と脱炭素ソリューションの提案を推進
今回の脱炭素先行地域計画提案では、唐戸市場などの観光施設や第三次産業が集積する市街地を中心として、下関市の環境配慮行動優良事業者認定制度と連携した地域金融機関が金利優遇融資商品を提供する。
毎年度設定する目標達成に応じて金利優遇などのインセンティブを拡大することで設備投資などを加速化し、認定事業者の脱炭素化を推進するものだ。
また、地元事業者などを巻き込んだ地域リース事業を展開。これらの取組みにより、地域経済循環を創出し、地域経済の活性化と脱炭素化の同時達成を図るものとなる。
同社は、下関市における資源循環への取組みとして、市の施設や飲食店などの廃食用油を回収し国産SAF(植物や廃棄物を原料とする持続可能な航空燃料)として活用することを検討。その他、脱炭素先行地域計画に資する取組みとして、コスモエネルギーグループのエネルギー・モビリティ事業のアセットを活用した「コスモ・ゼロカボソリューション」の提案と導入を促進する。
すでに下関市と当社では脱炭素社会実現に向けて、2024年4月より脱炭素先行地域の対象エリアである「下関市地方卸売市場唐戸市場」や「下関市立小・中学校(56校)」などを含める計65施設(供給予定電力量約857万kWh/年)に対し、実質的に再生可能エネルギー由来の環境価値を持つ「コスモでんきビジネスグリーン」を供給している。
同社は引き続き、下関市の再生可能エネルギーの普及促進および脱炭素ソリューションの提案を積極的に進めていく予定だ。
コスモエネルギーグループは、2050年までにカーボンネットゼロを達成することを宣言し、脱炭素エネルギーへの転換やネガティブエミッション技術に取り組むとともに、未来を変えるエネルギーに取り組むことで、脱炭素社会の実現に貢献することをめざしている。
今回の選定を受け、同社では「今後も、自治体や企業の皆さまの環境負荷軽減を支援し、脱炭素社会の実現に向けたさまざまな取り組みを継続してまいります」とコメントしている。
(エボル)
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