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iPhoneのアクションボタンを「アクションなし」にするとどうなる? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ

マイナビニュース / 2024年10月19日 11時15分

画像提供:マイナビニュース

iPhone 15 Pro/Pro Max以降のモデルでサポートされている「アクションボタン」は、自由に役割を変更できるフレキシブルなボタンです。初期設定では、消音モードのオン/オフを切り替える機能が割り当てられていますが、カメラアプリの起動やフラッシュライトの点灯、ミュージックの認識や拡大鏡の起動など、使いかたは自分次第です。

このアクションボタンの選択肢には「アクションなし」も存在します。額面どおりに受け取れば、押してもなにも起こらない機能の無効化ですが、システムはアクションボタンが押されたことを認識するため、そのときの状況によって反応が起こることもあります。

たとえば、時計アプリのアラーム機能では、上下ボリュームボタンやサイドボタンと同様に、とりあえずアラーム音を止めてスヌーズさせることができます。

電話の着信時には、応答できる状態のまま着信音/バイブレーションだけ止める役割のボタンとしても利用できます。アラームをスヌーズさせるときの上下ボリュームボタン/とサイドボタンと同じ役割を果たすわけです。

ロック画面やホーム画面で「アクションなし」に設定されたアクションボタンを押すと、その動きに反応して壁紙に凹凸が生じます。ダイナミックアイランドも領域面積が変動するため、システムがアクションボタンに反応していることがわかります。

しかし、使い道といえばその程度。カメラやミュージックといった標準装備アプリで反応はありません。ロック状態のとき押してもロックが解除されることはなく、iPhoneの電源オンにも使えません。アクションボタンは貴重な物理ボタン、やはりなんらかの機能を割り当てて有効活用するほうがベターでしょう。

海上忍 うなかみしのぶ IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。マイナビニュースでは、「いまさら聞けないiPhoneのなぜ」のほか、前世紀から続く「(新)OS Xハッキング!」などを連載中。執筆以外では、オーディオ特化型Raspberry Pi向けLinuxディストリビューションの開発に情熱を注いでいる。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。 この著者の記事一覧はこちら
(海上忍)

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