1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. IT
  4. IT総合

2024年9月のスマホOSシェア、微差ながらAndroidがiPhoneを逆転 - MMD研究所調査

マイナビニュース / 2024年10月18日 15時45分

画像提供:マイナビニュース

MMD研究所は11月21日、2023年9月に実施したスマートフォンOSのシェア調査の結果を公表した。この調査は、同社が定期的に実施しているもので、前回は2023年9月、前々回は2022年4月に行われている。

メインで利用しているスマートフォンがiPhone(iOS)かAndroidを尋ねた設問では、iPhoneが49.6%、Androidが50.1%という結果。なお過去の調査では、2023年9月がiPhone50.0%/Android49.7%、2022年4月はiPhone44.1%/Androidが51.5%だった。最近ではiPhoneとAndroidの比率が拮抗した状態が続いているといえる。

性別/年代別の傾向を見ると、10代男性のiPhoneのシェアが78.8%→64.8%でマイナス14.0ポイントと大きく低下しているのが目立つ。10代女性のiPhoneシェアも84.9%→80.2%と4.7ポイント低下している。まだiPhoneが大きくリードしているとはいえ、10代のAndroidユーザーも増えてきつつあるようだ。

次のグラフは、メインで利用しているスマートフォンのOSを、利用している通信サービスの種別ごとにまとめたもの。4キャリア/大手3キャリアの利用者では両者が拮抗、オンライン専用プラン/キャリアサブブランドではiPhoneユーザーが多く、MVNOではAndroidが多いという結果は前回調査と同じだ。

MNO 4キャリアの利用者について、ブランドごとの比率をまとめたのが次のグラフ。総じてソフトバンク系でiPhoneの比率が高い。この点は、日本国内でいちはやくiPhoneの取り扱いをはじめたのがソフトバンクだったという経緯の影響か。ソフトバンクを除いては、MNOのメインブランドではAndroidの比率が高い傾向がある。

メインで利用しているスマートフォンについて、iPhoneユーザーにはその世代を、Androidユーザーにはそのブランドを聞いた結果が次の表。

iPhoneユーザーでは、これまでの調査と同様に「iPhone SE」が首位で、2位以下は順当にこの数年に発売されたモデルが並んでいる。Androidでは7位までの順位は前回調査とまったく同じ。2024年第2四半期に出荷台数ベースでApple、Googleに続く3位にXiaomiが躍進したというニュースがあったが、利用中の端末のシェアとしてはもう少し変化は緩やかなようだ。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください