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J:COM杯第1回全国大会優勝の獺ヶ口笑保人四段ら三人の新四段にJ:COM賞を贈呈

マイナビニュース / 2024年10月18日 19時28分

画像提供:マイナビニュース

J:COMは9月16日に開催されたJ:COM杯 3月のライオン子ども将棋大会の関東大会、10月14日の東海大会において、髙橋佑二郎四段、獺ヶ口笑保人四段、吉池隆真四段の新四段3人に、「J:COM賞」の贈呈式を行った。

J:COM賞は2021年に創設された、新たに棋士となる四段昇段者のこれまでの精進・努力を称え、棋士としての活躍を応援する賞。J:COMが開催する「J:COM杯 3月のライオン 子ども将棋大会」に参加する子供たちの目標になってほしいという願いをこめて、同大会の会場を中心に贈呈式を行っている。

2024年度の新四段は、2023年10月~2024年3月の第74回奨励会三段リーグ戦を勝ち抜いた
山川泰熙四段/髙橋佑二郎四段と、2024年4月~2024年9月の第75回奨励会三段リーグ戦で昇段を決めた獺ヶ口笑保人四段と吉池隆真四段の4人。このうち山川四段には7月に開催された地方予選東北大会の会場で賞を贈呈しており、今回の3人への贈呈で今年度の受賞者への贈呈を終えたことになる。

なお受賞者のうち、獺ヶ口四段は2012年に開催された同大会の第1回の全国大会の優勝者で、大会優勝者からのプロ棋士誕生は初めて。受賞コメントで「まず大阪大会で優勝して、初めて全国の大会に行ける、東京に行ける、と嬉しかったことを覚えています。全国大会で優勝できたことはその後の自信につながり、奨励会にもつながったと感じています」と当時のことを振り返っている。

また吉池四段も過去に同大会に参加しており、「J:COM杯の神奈川大会に出場したときは準優勝でとても悔しかったですが、後手横歩取りで楽しんで指した記憶があります」と語っている。

第13回となる今年度の「J:COM杯 3月のライオン子ども将棋大会」は、7月21日の北海道大会を皮切りに、10月14日の東海大会まで7会場での地区大会を終えた。11月2日には東京・将棋会館で全国大会が開催される予定。
(大塚洋介)

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