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タクシーアプリ「S.RIDE」がホラー体験ツアーを開始、ソニーの先進技術で恐怖の没入感を演出

マイナビニュース / 2024年10月21日 16時54分

「モビリティによる移動をエンタテインメントショーの舞台として再定義し、街全体をひとつのエンタメ装置として活用するサービスを提案することで、観光課題の解決を目指します」
○■ソニーの最先端技術によるホラー演出

「都市伝説タクシー」は東京駅でタクシーに乗車後、車内で架空の都市伝説番組を視聴しつつ、その検証のため2箇所のオリジナルの都市伝説スポットへ向かうというミステリーツアー形式のホラー体験ツアー。

「空間再現ディスプレイ(Spatial Reality Display)」「360 Reality Audio」といったソニーの先進技術を搭載したハイヤーを運行し、臨場感あふれる立体映像と立体音響が体験者を恐怖に陥れる。

日本語のほか英語・中国語にも対応する本ツアーの体験時間は60分間。ツアーの中で参加者がタクシーを降車して屋外を散策する場面では、ソニーの音声拡張現実(Sound AR)サービス「Locatone (ロケトーン)」を活用した仕掛けもあり、タクシーの車外でも没入感のあるホラー体験を楽しめる。

本ツアーで運行される特別仕様の車両は計3台。大和自動車交通から提供されたもので、実際の運行も同社のドライバーが担う。「空間再現ディスプレイ」「360 Reality Audio」「Locatone」の3つの技術を組み込んだモビリティサービスは世界初とのことだ。

最先端技術によるホラー演出をふんだんに盛り込むことで、省力化・省人化を実現しており、ドライバーは運転に集中するだけでツアーの運行が可能な点も特徴だという。

「没入型の移動体験を提供するモビリティエンタメサービスはホラージャンル以外にも応用でき、本ツアーを皮切りにさまざまな地域で、次世代のモビリティエンターテイメントを企業・自治体様に対して提供していく予定です。長期的な展望としては将来、完全自動運転タクシーなどにも移植しやすい仕組みで、東京都外のエリアからもすでにお問い合わせをいただいております」(松井氏)
○■「早めにお祓いに行きたい」

ソニーの「Locatone」は位置情報に連携して現実世界に仮想世界の音が混ざり合う新感覚の音響体験サービス。スマホアプリを起動して、マップ上にある特定のスポットを訪れると、自動的にその場に応じた音声や音楽が聞こえてくるというもので、モーション機能やARカメラ機能も備えている。

本ツアーのコンテンツ作成やホラー要素のディレクションを担当した株式会社HLC(オバケン)代表の日比健氏は、ホラー演出に「Locatone」を活用する利点を説明した。

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