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海外モバイルトピックス 第420回 サムスンから登場! 超薄型折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold Special Edition」

マイナビニュース / 2024年10月21日 18時55分

画像提供:マイナビニュース

サムスンは韓国で「Galaxy Z Fold Special Edition」を発表しました。本体を横に開く折りたたみ式のスマートフォンの新製品です。サムスンはすでに日本など世界各国で同型のモデル「Galaxy Z Fold6」を販売していますが、この新製品は薄さにこだわったモデルです。

折りたたみスマートフォンが登場してから約5年が経ち、参入メーカーも急増しています。そしてこの1〜2年で一気に進んだのが薄型化です。たとえばサムスンの最初の折りたたみモデル「Galaxy Fold」は折りたたんだときの最厚部は15.5mm。一方、最新モデルであり世界最薄のHONOR「Magic V3」は9.2mmと、1cmを切る薄さになっています。サムスンの現行モデルのGalaxy Z Fold6は12.1mmで、実は中国メーカーの後塵を拝しているのです。今回発表されたGalaxy Z Fold Special Editionは折りたたんだときの厚さが10.6mmとHONORには及ばないものの、かなり薄くなりました。

そして開いたときも4.6mmと薄くなっています。ちなみにMagic V3は4.35mmなのでとても薄いですね。日本国内の折りたたみモデルと比較すると、Galaxy Z Fold6は5.6mm、Googleの「Pixel 9 Pro Fold」は5.1mmと、どちらも5mm以上です。さらに重さは236gで、同じくGalaxy Z Fold6の239g、Pixel 9 Pro Foldの257gより軽量になっています。

背面のカメラは3つを搭載し、メインカメラは2億画素と高画質。これまでサムスンの折りたたみモデルは高性能カメラモデルでもあるGalaxy S24シリーズよりカメラ性能を落としていました。Galaxy Z Fold Special Editionのメインカメラはフラッグシップモデルである「Galaxy S24 Ultra」と同じ画素数を採用しています。なお望遠は3倍の1,000万画素、超広角は1,200万画素で、これは現行折りたたみのGalaxy Z Fold6と同じです。

カメラ性能と薄さで中国メーカーに追いついたGalalxy Z Fold Special Editionですが、実は既存の折りたたみモデルから省かれた機能もあります。それは専用のスタイラス「Sペン」による手書き機能です。2021年に発売された3世代前の「Galaxy Z Fold 3 5G」からSペンに対応していましたが、Galaxy Z Fold Special Editionは薄型化を追求したことでスタイラスサポートは無くなりました。大きな画面で自在に手書きできる機能が無くなったのは若干残念なところ。

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