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働く男性1,000人に聞いた「男性更年期障害」の実態とは

マイナビニュース / 2024年10月22日 16時55分

画像提供:マイナビニュース

LIFEM(ライフェム)は、30歳~69歳の働く男性1,000名を対象に、「男性更年期障害に関する意識調査」を実施した。調査期間は2024年8月30日~2024年9月3日。調査方法はインターネット調査(楽天インサイト)であった。

男性更年期障害(加齢性腺機能低下症、またはLOH症候)とは、概ね40歳以降に男性ホルモンであるテストステロンが減少することにより、身体、精神、性機能に様々な症状が引き起こされる状態のこと。

はじめに、男性更年期障害について知っているかを聞いたところ、「名前は知っている(その他の情報はよく知らない)」と回答した人が58.0%と最も多く、次いで「名前、症状について知っている」23.4%、「まったく知らない」18.6%となり、半数以上が名前は知っているが詳しい情報はよく知らないということがわかった。

次に、男性更年期障害について「名前は知っている」「名前、症状について知っている」と回答した人に自身の男性更年期障害の自覚について聞くと、最も多い回答が「なんとなくそうかもしれない、可能性があると感じている」(52.7%)、次いで「現在自覚はなく、可能性も感じていない」(38.6%)となり、「現在自覚がある」と答えた人は8.7%のみであった。

一方で、全ての人に対して男性更年期にみられる17の症状※を挙げ、現在感じている症状全てを選択してもらったところ、「1~3個」(37.2%)、「4~6個」(25.2%)、「7~9個」(8.9%)、「10~12個以上」(4.2%)、「13個以上」(1.2%)となり、7割以上の人が一つ以上何かしらの症状を感じていることがうかがえる。

また、その症状を感じる1カ月あたりの日数については、「1カ月のうち数日程度」(35.2%)が最も多く、「1カ月のうちほぼ毎日」(22.4%)、「1カ月のうち1週間程度」(19.8%)と続き、何かしらの症状をほぼ毎日感じている人も2割以上いることがわかった。ひとつでも気になる症状があり続く場合には、まずは医療機関への相談をお勧めするとのこと。

※男性更年期障害をセルフチェックする際に用いられる質問票のひとつであるAMSスコアで挙げられている17の症状(総合的に調子が思わしくない、関節や筋肉の痛み、ひどい発汗、睡眠の悩み、よく眠くなる・しばしば疲れを感じる、いらいらする、神経質になった、不安感、からだの疲労や行動力の減退、筋力の低下、憂うつな気分、「絶頂期は過ぎた」と感じる、力尽きた・どん底にいると感じる、ひげの伸びが遅くなった、性的能力の衰え、早期勃起(朝立ち)の回数の減少、性欲の低下)。なお、今回の調査内でAMSスコアの点数は取っていないため、セルフチェックの診断の結果ではないとのこと。

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