1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

富裕層にとって世界で最もお金がかかる街は? 贅沢品・サービスの物価が高い都市を調べてみた

マイナビニュース / 2024年10月23日 11時0分

ちなみにウクライナ侵攻以降、地域の安全保障がより重要な目的となったため、以前は関係が冷え切っていたEUとの関係性がある程度改善されたようです。
○4位:上海

前回2位の上海は、順位を2つ落として4位になりました。中国最大のGDPを記録する都市ですが、2023年の輸出の低迷、不動産市場の悪化、消費者信頼感指数の軟化などがランクダウンの要因です。

中国が2010年代の好景気時代に戻るのか、西側諸国と歩調を合わせた成長になるか、今後が注目されます。
○6位:チューリッヒ

今回のランキングではヨーロッパの都市が順位を上げており、チューリッヒも8ランクと大幅に上昇しました。この主な要因は自国通貨のスイスフランの強さにあり、対ユーロでは過去最高値、対ドルでは数年振りの高値を記録しています。

チューリッヒは国際的でダイナミックな都市の1つであり、金融・生命科学・環境科学といった分野のビジネスが強みです。物価が高いことも驚くべき点ではなく、ビジネス航空券は米ドルベースで前年比30%上昇、ビジネススーツは18%上昇しています。
○9位:サンパウロ

ブラジルの金融都市であるサンパウロが9位にランクインし、アメリカ大陸ではニューヨークに次いで2番目にお金のかかる都市となりました。豊かな文化遺跡のある都市でもあり、近年では富裕層にとってのホットスポットとして注目されています。

サンパウロはイノベーションの中心地であり、ブラジルのスタートアップやユニコーン企業の半分以上がこの都市で誕生しました。このため、サンパウロはブラジルにおける特許取得の主要拠点でもあります。

安藤真一郎 あんどうしんいちろう マーケティング会社に勤務した後、フリーランスのライターに転身。 多種多様なジャンルの記事を執筆するなかで、金融リテラシーを高めることや情報発信の重要性に気づき、現在はマネー系ジャンルを中心に執筆している。 ライターとして、知識のない人でも理解しやすいよう、かみくだいた文章にすることが信条。 ファイナンシャルプランニング技能士2級、日商簿記検定2級取得。 この著者の記事一覧はこちら
(安藤真一郎)



この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください