バービー人形をモチーフにしたピンク色のケータイ「Barbie Phone」が海外で登場
マイナビニュース / 2024年10月22日 18時17分
スマートフォン全盛時代にあえて逆らうように登場したHMDの「Barbie Phone(バービーフォン)」が海外で大きな話題になっています。通話とメッセージ、簡単なアプリしか使えない単機能なケータイですが、スマートフォンに日々追われる生活から逃れられ、自分の時間を取り戻せる製品でもあるのです。
Barbie Phoneは米マテルのヒット商品であり、現在も販売されている着せ替え人形のバービーをモチーフにした製品です。一昔前のフリップ式のケータイで、閉じたときにはミラーにもなる1.77インチの外ディスプレイを搭載。本体を開くと2.8インチのメインディスプレイが現われます。カメラも搭載していますが、性能は30万画素とかなりの低画素。しかしBarbie Phoneは高画質な写真を撮影してSNSで自慢しあう製品ではありません。Barbie Phoneそのものを持つことに楽しさや自慢できる要素があるのです。
Barbie Phoneを購入するとパッケージにはカラフルなストラップ、本体に貼り付けられるステッカーなどが付属します。またバッテリーは交換でき、背面カバーは取り外し可能。3種類のカバーも付属します。全体がピンク色をテーマにしたBarbie Phoneですが、お気に入りのステッカーで自分好みのBarbie Phoneをカスタマイズできるのです。その日のファッションに応じて背面カバーを交換するのも楽しいでしょう。
Barbie Phoneはスマートフォンでも「ガラホ」でもないため、友人や家族とコミュニケーションを取るためのアプリは通話とメッセージのみ。SNSアプリは入っていませんしインストールもできません。必要最小限のコミュニケーションしか取れない一方で、友人と会った時にスマートフォンに時間を奪われることもなく、楽しい時間を過ごすことができるわけです。目立ったアプリとしてはスネークゲーム、瞑想アプリ、セルフケアリマインダーなどいずれも時間をのんびりと過ごすためのものが入っている程度です。
通信方式は4Gに対応しているため、世界各国で使用可能です。なおデータ通信を活用するアプリは無いので4Gに対応する必要はないのでしょうが、世界各国で2Gや3Gの停波が続いているのでケータイとはいえ4G対応はこれからのモデルでは必須でしょう。日本では技適の問題がありそのままでの利用には問題がありますが、日本語対応してトイストアなどで販売したら意外と受けるかもしれません。なお充電はUSB Type-C端子を利用します。
-
- 1
- 2
この記事に関連するニュース
-
合体式スマホが再び登場、HMDの「Fusion」は自分で修理もできる万能スマホ
マイナビニュース / 2024年10月23日 15時45分
-
海外モバイルトピックス 第420回 サムスンから登場! 超薄型折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold Special Edition」
マイナビニュース / 2024年10月21日 18時55分
-
バービーのフィーチャーフォン「Barbie Phone」はピンク色のかわいいケータイ
ITmedia Mobile / 2024年10月20日 10時5分
-
世界一薄い折りたたみスマホ「HONOR Magic V3」を触ってみた
マイナビニュース / 2024年10月19日 11時0分
-
欧米Z世代に広がる「ガラケー」ブームは来るか? デジタルデトックスを求めレトロ端末が注目
東洋経済オンライン / 2024年10月17日 8時30分
ランキング
-
1特定のハードウェアでWindows 11 24H2アップデート後に問題発生
マイナビニュース / 2024年10月30日 8時40分
-
2新型「Mac mini」登場 手のひらサイズに刷新、M4 Proチップも選べる 9万4800円から
ITmedia PC USER / 2024年10月30日 0時5分
-
3出前館のシステム障害、原因は“マルウェア感染” 確認作業で3日以上サービス停止 情報漏えいは現状なし
ITmedia NEWS / 2024年10月29日 19時33分
-
4「これは悲劇」 ヤマザキ“パンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実 投稿者にその後を聞いた
ねとらぼ / 2024年10月30日 7時30分
-
5Chromebook Plusに加わったAI新機能をさっそく体験。利用者の手間をサクサク解決
マイナビニュース / 2024年10月30日 6時0分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください