1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「管理職をやめられるならやめたい」30歳以下の正社員が半数以上 - 最大の悩みは?

マイナビニュース / 2024年10月23日 11時50分

画像提供:マイナビニュース

あしたのチームは10月22日、「マネジメントの悩み」に関する調査結果を発表した。調査は2024年7月10日~15日、全国の企業に勤める30歳以下の正社員のうち、部下のマネジメント経験が2年以上4年未満で、直接マネジメントする部下が2名以上いる男女216名(男性143人、女性73人)を対象にインターネットで行われた。
○管理職の悩みは年齢や経験に関わらない?

同社は中小企業の未来を担い、変えていく、30歳以下の若手管理職を「新しい会社のリーダーズ」と名付け、彼らの意識・実態やマネジメントの悩みなどについて調査を行っている。

今回、30歳以下の若手管理職に悩みを聞いたところ、1位「チームの人材不足」30.1%、2位「部下のモチベーション管理」27.8%、同率3位「部下とのコミュニケーション」・「自分自身のスキル不足」26.4%となった。上位の項目を見ると、管理職の悩みは年齢・世代や管理職経験の長さ・豊富さに関わらない、普遍的なものなのかもしれない。一方、最も回答割合が少ないのは「組織内の政治や人間関係」15.3%だった。若手管理職「新しい会社のリーダーズ」は全体を俯瞰で見て調整することが得意な人たちであることがわかっており、組織内の人間関係に悩む人が少ないのは、彼らならではかもしれない。
○30歳以下の若手管理職の本音、実は「管理職をやめられるならやめたい」が半数以上

管理職を経験してみて、管理職をやめられるならやめたいと思う人は「そう思う」21.8%、「ややそう思う」33.3%を合わせて55.1%で、半数を超えることが明らかになった。「自ら管理職になることを希望していたか」の回答別で見ると、管理職になることを希望していなかった人は「やめたい」の割合が6割以上(「そう思う」18.6%、「ややそう思う」44.1%の計)と全体より多くなっており、自ら管理職になることを希望していた方も「そう思う」25.4%、「ややそう思う」29.1%と、半数以上が「管理職をやめたい」と思っていることが分かった。

管理職をやめられるならやめたいと思う理由を尋ねたところ、「仕事量やストレスに対して報酬が低すぎる」(25歳男性、その他の業種)、「勤務時間と収入が見合わないと感じる時がある。長時間労働でプライベートが疎かになっているため」(30代男性、製造業)、「ストレスが多く、プライベート時間が減るため、バランスが取りにくいから」(28歳女性、製造業)、「上の方と部下の方との板挟みが精神的につらいため。残業時間が劇的に増えるため」(29歳男性、卸売業・小売業)、「期待やプレッシャー、責任が重い」(24歳男性、医療・福祉)、「自分のキャリアプラン構築やメンタルケアもできないのに、部下のことも考えなければいけないから」(30歳女性、製造業)といった回答が寄せられた。
○先輩管理職の真似したいこと、反面教師にしたいことは?

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください