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Anthropic「Claude 3.5 Sonnet」を強化、AIでPC作業を自動化する新APIが話題に

マイナビニュース / 2024年10月23日 7時48分

AnthropicはYouTubeで、顧客(Ant Equipment社)からの依頼でベンダーリクエストフォームにAIが自動で記入するデモを披露している。この作業は、最初にスプレッドシートでAnt Equipment社を探し、記載されていない場合はCRMに移動して詳しい情報を集めなければならない。Claudeは画面のスクリーンショットを撮り、スプレッドシートにAnt Equipment社が記載されていないことを確認し、次にCRMを検索して、その結果から必要な情報を収集してフォームに入力した。

「Computer use」は、Anthropicがこれまでに行ってきたマルチモーダル機能やツール利用に関する研究を基盤としている。 AIエージェントがコンピュータを操作するためには、画面に表示される内容を解釈し、特定の操作をどのタイミングでどのように実行するかを推論する能力も求められる。そうした能力を組み合わせて適切なアクションを実行する訓練で、Claudeは計算機やテキストエディタなどの簡単なソフトウェアを使った小規模なトレーニングから予測を上回るペースで応用を展開し、より複雑なタスクにも対応できる能力を示したという。

「Computer use」は現在実験的な段階であり、操作が不安定になったりエラーが発生しやすいが、開発者からのフィードバックを得て迅速に改善を進めるために早期リリースを決断した。Asana、Canva、Cognition、DoorDash、Replit、The Browser Companyなどの企業がすでに「Computer use」の可能性を探り、数十、場合によっては数百のステップを要するタスクを実行させているという。

アップグレードされたClaude 3.5 Sonnetは、22日からすべてのユーザーが利用できるようになった。 開発者は、Anthropic API、Amazon Bedrock、Google CloudのVertex AI上で「Computer use」のベータ版の利用が可能である。 Claude 3.5 Haikuは、今月末にリリースされる予定である。
(Yoichi Yamashita)



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