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自由に装着できる、“ウェアラブル”な小型AIボイスレコーダー「PLAUD NotePin」を体験!

マイナビニュース / 2024年10月23日 12時1分

本体は同梱のマグネットピン、リストバンド、クリップ、ネックストラップの4通りで身体に装着できます。物理ボタンはなく、中央部分を押すことで録音スタート(1回振動)、もう1度押すと録音ストップ(2回振動)。指にフィードバックされる振動の回数で開始/停止がわかる仕組みです。

バッテリー駆動時間は40日間のスタンバイ、20時間の連続録音に対応。小型サイズゆえ、紛失した際に探しやすいよう、Appleの「探す」ネットワークにも対応します。

想定ターゲットはリモートワーカーや、扱う金額が大きい不動産販売関係者、教育関係者、現場作業のエンジニア、医師や弁護士、アイデアを日常的に記録したいクリエイティブワーカーなど。

カラーはグレー、シルバー、パープルの3色。2つのMEMSマイクを備え、数メートル範囲で収音するため、例えば手首に着けていても、口から発する音声を問題なく録音できるといいます。それを実演したのが今回の説明会で、Watson.Zhang氏はPLAUD NotePinを手首に装着したまま約40分ほど製品説明し、その場で文字起こし。変換まで約4~5分待ったあと、映し出されたスライドには、説明会の要約が問題なく文字起こしされていました。

AI機能が豊富。箇条書きで書かれた要約の見やすさが印象的

PLAUD NotePinで文字起こしした実際の画面を見ていきましょう。音声データは本体内蔵の64GBメモリで記録され、その後Bluetooth/Wi-Fiのいずれかでスマートフォン(専用アプリ)へ転送。そこからクラウドへアップロードされ、文字起こし処理が行われます(設定により手動アップロード、自動アップロードを選択可能)。なお本体に記録された音声は、スマートフォンへ転送した後に順次削除されるとのこと。

今回実演された、40分ほどの説明内容の要約は、破綻なく箇条書きでまとめられており、“静かで小型の会議スペース”という会場のメリットを考慮しても、かなり見やすく、また実用的な文字起こしサービスという印象を受けました。

文字起こしにかかる時間は、通信環境によるものの、60分の会議でおおむね5分ほどとのこと。話したユーザーを認識する話者分離や、自動で段落分けする機能などを搭載。もちろんユーザーによる手動編集機能も備えています。録音はHD品質で行われ、録音・文字起こしデータはスマートフォン向けアプリやPCブラウザから参照可能。他者へのデータ共有や転送、他デバイスで録音した音声のインポートにも対応します。なお、翻訳機能はありません。

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